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アーティストのJOETAROは、友人からもらったクレヨンをきっかけにアート活動を始めた

2025.5.17

#ART

グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。

4月23日は、バンド「DOGO」の横山タケマロさんからの紹介で、アーティストのJOETAROさんが登場。クレヨンで絵を描き始めたきっかけや両親からの影響のほか、新進気鋭のアートクルー「smrtkdz」としての活動についても伺いました。

アート活動のきっかけは友人からクレヨンをもらったこと

Celeina(MC):JOETAROさんはドローイングを通してグラフィティを表現する活動を行いながら、インターネットアートコレクティブを掲げる新進気鋭のアートクルー「smrtkdz」として、横山タケマロさんとともに活動中です。

タカノ(MC):Instagramを拝見しました。作品数が非常に多いですね。

JOETARO:そうですね、ほとんど毎日のように描いているので、投稿数も自然と増えています。

タカノ:実際にこのスタジオにお持ちいただいた作品も、色彩が非常にカラフルですね。

JOETARO:クレヨンで描いています。

Celeina:プロフェッショナル用クレヨンみたいなものがあるんですか?

JOETARO:いえ、サクラクレパスが出しているような、一般的なクレヨンを使っています。

Celeina:サクラクレパスといえば、私たちも小学校のころに使ったことがありますね。

JOETARO:小学生のときに配られて、それで描くという経験を皆さんされたと思います。最近またそれを入手して、それで描き始めたという感じです。

タカノ:描かれているモチーフには、ストリート感のあるグラフィティ的な要素も見受けられます。それをクレヨンで表現しているという点に、オリジナリティを強く感じますね。なぜクレヨンを使おうと思ったのですか?

JOETARO:友人の家に遊びに行ったときに、友人がクレヨンを10個くらいストックしていたんです。試しに1つもらってドローイングしてみたら、描く手が止まらなくなってしまいました。クレヨンととても相性が良くて、朝まで描き続けることもありましたね。

Celeina:絵を描き始めたのは、いつごろからですか?

JOETARO:小学生のころから絵を描くのが大好きでした。中学2年生くらいのときに、映画をたくさん見るようになったんですが、『時計じかけのオレンジ』(原題:A Clockwork Orange)などの映画に非常に強くインスピレーションを受けました。それで本格的に絵を描こうと思うようになりましたね。それが僕の原点のようなものです。

楽器の演奏が苦手でアートの世界へ

Celeina:小学生のころは、ご両親からの影響はありましたか?

JOETARO:かなり大きな影響を受けたと思います。特に音楽を聴くことが好きだったのですが、僕の父と母も音楽をやっていまして、両親のスタジオから流れてくる音楽に触発されて、筆が進むということがよくありました。

タカノ:ご自宅にスタジオがあるのですか?

JOETARO:あります。普通であれば両親が音楽をやっていて、家にスタジオがある環境であれば、一緒に音楽をやるという展開になるかもしれませんが、僕には楽器を演奏することがどうしても難しくて、歌を少し歌うくらいしかできませんでした。今は「DOGO」というバンドにアートワークで参加していますが、それとは別に「GXIRD/D」というバンドで歌を歌ったりしていますね。

Celeina:ご両親から影響を受けた音楽のジャンルは、どのようなものでしたか?

JOETARO:母はマリーナ・ショウ(Marlena Shaw)やアレサ・フランクリン(Aretha Franklin)など、R&Bやソウル、ファンク系の音楽を聴いていました。父はメタル系が好きで、Rage Against the MachineやSlipknotなどをよく聴いていました。

タカノ:そこから絵の表現に繋がったのが面白いですね。昨日のゲストである、横山タケマロさんとの出会いについてもお聞かせください。

JOETARO:彼が、Instagramでかっこいいグラフィティを描いているアーティストを探していたときに、偶然僕を見つけてくださったようで、「今度会いませんか?」とダイレクトメッセージを送ってくれたんです。それで、僕の地元である福生のサイゼリヤで初めてお会いしました。

Celeina:それは面白い出会いですね。タケマロさんは人との距離を縮めるのがとても上手だという印象があります。

JOETARO:本当にそうなんです。とても距離感が近い方ですね。

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