グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
4月17日は、「出張ほぐれおにぎりスタンド」握り手代表の橋本英治さんからの紹介で、ビーガンフードクリエイターでビーガンレストラン「SUNPEDAL」のオーナーであるYOKOさんが登場。ビーガンに興味を持ったきっかけやビーガン料理の魅力、オリジナル調味料「さんぺだる塩」へのこだわりなどについて伺いました。
INDEX
ビーガン料理は素材の組み合わせが無限大にある
Celeina(MC):「SUNPEDAL」はどんなお店なんでしょうか?
YOKO:「SUNPEDAL」は、レストラン営業のほか、ビーガンフード専門のケータリングや、オリジナルの調味料やスイーツのオンライン販売など、ビーガンフードにまつわることをやっています。
タカノ(MC):YOKOさんがビーガンに興味を持ったきっかけは何だったんですか?
YOKO:学生の頃から料理が大好きだったので、卒業後はロンドンに留学して、いろいろな食に触れました。日本に帰国してからは、興味があったのでビーガンレストランで働きだしたんですが、「これ全部、野菜だけでできているんだ」ということに結構驚いたんですよ。食事で驚くという経験はあまりなかったので、そこからビーガンにすごくのめり込んでいきました。
Celeina:なるほど。ビーガンフードが野菜だけでできていることに驚いたというのは、肉料理や魚料理だったら、ステーキや魚のグリルなど、素材をそのまま活かした形でいただくことが多い中で、ビーガンフードは野菜を織り交ぜて作るからということですか?
YOKO:例えば、ステーキと銀だらを組み合わせたようなお料理はあまりないじゃないですか。でもビーガン料理だったら、お野菜、きのこ、豆、スパイス、ハーブ、どれを混ぜても、喧嘩しないバランスで作れば、無限大に組み合わせがあるんですよね。ビーガンというとサラダとか、ちょっと質素で淡白なイメージがあると思うんですが、組み合わせ次第でいかようにもなるので、作っていてすごく楽しいんです。
タカノ:お野菜だけでも、満足感をしっかり得られるようなメニューなんでしょうか?
YOKO:そうですね。元々ケータリングをずっとやっていて、撮影現場など、いろんな場所に料理をお届けしていたんですが、お客様はビーガンではない方がほとんどなんです。男性も女性もいろんな方がいる中で、「ビーガン料理だと知らずに食べていた」ということは共通して言っていただきますね。スパイスやハーブに日本の調味料も合わせるので、エキゾチックな感じの、普段食べたことがない味わいがあって、「これは何からできているんだろう」みたいなわくわく感があるところが、私の思うビーガン料理の特徴です。
タカノ:ビーガンフードは、そんなにアイディアがたくさん入れられるジャンルだったんですね。気付きがありました。

INDEX
五感を刺激する、新しい食の体験を提供
Celeina:お店では、どんなお料理を提供されているんですか?
YOKO:レストランの方では、ビーガンバーガーをメインに提供しています。ビーガンバーガーなので、もちろんお肉は入っていないんですが、数種類のきのこにハーブ、スパイス、玄米、野菜を織り交ぜて作ったビーガンパティに、厚切りのレンコングリルとオニオンビネガーソースとナスのグリルなどのお野菜がぎゅうぎゅうに入ったビーガンバーガーになっています。プレートには、農家さん直送のジャガイモで作ったベイクドポテトと渾身のフムスを乗せて、ポテトをディップして召し上がっていただけるような形にしています。


Celeina:レンコンとナスも挟まっているんですね! 何種類も野菜が摂れるところも魅力的です。
タカノ:「SUNPEDAL」のInstagramを拝見したんですが、カラフルで色鮮やかで、見ているだけでウキウキしちゃいますね。
YOKO:ありがとうございます、嬉しいです。
Celeina:先ほど「五感を刺激する」とおっしゃっていましたけれど、まさにという感じで、お料理が見た目的にもすごく綺麗です。これは、全部お野菜の色なんですか?
YOKO:はい。料理には紫とか青とかいろんな色が入っているんですが、お野菜もスイーツも100%天然由来のものだけを使っています。
タカノ:いいですね。お客様からはどんな声が寄せられていますか?
YOKO:お客さんには、ビーガンの方はほとんどいらっしゃらないんです。ただ、「新しい食の体験でした」と言ってくださる方がすごく多いです。「これは何からできているんだろう」と考えながら食事することって、あまりないことだと思うんですよ。見た目から味を想像して、「これを使っているから美味しい」という感想を抱くのが普通だと思うので。「今、自分が何を食べているのか」ということにフォーカスして食事をする機会はなかなかないと思うので、脳も刺激される体験になると思います。
タカノ:誰かと一緒に行って、「何だろう、これ」と予想しながら食べるのも楽しそうですよね。
INDEX
オリジナル調味料「さんぺだる塩」は何にでも合わせやすいのが特徴
Celeina:そして、今日はスタジオにお持ちいただいたものがあります。こちらはなんでしょうか?
YOKO:オリジナルの調味料です。「さんぺだる塩」と「赤ちりぺだる塩」という2種類のお塩を今日はお持ちしました。

Celeina:パッケージがすごくかわいいですね。箱を開けると、中にも柄がしっかり入っています。
YOKO:箱の中には、このお塩に入っている16種類のスパイスとハーブが描かれているんです。
Celeina:デザインから、めちゃくちゃこだわっていますね! お土産やプレゼントにするのも良さそうですね。
YOKO:お料理をする方もしない方も、楽しめるお塩になっています。
タカノ:ちょっといただいちゃっていいですか。
YOKO:ぜひぜひ。
タカノ:Celeinaさんがグリーンの「さんぺだる塩」。私が手に持っているのが「赤ちりぺだる塩」です。
YOKO:グリーンの方はハーブがしっかり効いていて、赤い方は燻製の唐辛子が入った、スパイシーなお塩になっています。
Celeina:ハーブのいい匂いがしますよ。
タカノ:細い小瓶に入っている感じが素敵ですね。
Celeina:これ、舐めてみてもいいですか?
YOKO:舐めてみてください。 お酒が好きな方の中には、これを舐めながらお酒を飲むという方もいました。
タカノ:最高じゃないですか! 粒が大きいお塩と、他にもいろんな素材が入っていますね。
YOKO:そうなんです。材料は全てオーガニックで揃えています。
Celeina:塩味がすごく優しくて、豊かなハーブの香りがします。これはどんなお料理にも合いそうです。
YOKO:本当に、何にでも合うのが特徴なんです。あえてニンニクやオニオンを入れていないので、飽きずに何にでも使っていただけます。サラダにオリーブオイルとこのお塩をかけるだけでも美味しくなりますし、キャンプやバーベキューにもこれを持っていけば、お肉もお魚も野菜も、最高になります。
タカノ:ただお肉を焼いてかけるだけでも美味しそうですし、パスタとかにも使えそうですね。
YOKO:パスタもいいですね。あと、赤い方の赤ちりぺだる塩は、納豆にも合うんです。納豆に赤ちりぺだる塩とごま油、それにお醤油を1、2滴垂らすと、めちゃくちゃ合いますね。
タカノ:もう、明日の朝やります。
YOKO:ぜひ(笑)。あとは、おにぎりにも合います。
Celeina:塩にぎりにちょっと足して使うっていうことですか? 試してみよう。
タカノ:こちらのお塩はどこで手に入れられますか?
YOKO:こちらは、店舗では仙台、群馬、東京、埼玉、福岡、沖縄に取り扱っていただいているお店がありまして、そちらはInstagramの固定の投稿にも載せています。あとは、全国オンラインの発送もされている伊勢丹さんや、GAIAさんというオーガニックショップで、1本からでもオンラインで購入ができます。
Celeina:いいですね。ぜひ「SUNPEDAL」に足を運んでいただきたいですし、遠方の方もこの「さんぺだる塩」は各地の店舗やオンラインで手に入るということで、チェックしてもらいたいです。「FIST BUMP」、今日はビーガンフードクリエイターでビーガンレストラン「SUNPEDAL」のオーナー、YOKOさんをお迎えしました。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann