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陶芸家の小野澤弘一は、焼いた陶器に漆を施す「陶胎漆器」という技法で作品を生み出す

2025.5.3

#ART

中国やメキシコなど、海外で個展やワークショップを開催

タカノ:ちなみに小野澤さんは海外でも活動されているんだとか。

小野澤:昨年は中国に3回とメキシコへ1回行きました。メキシコでは、そもそも漆を使っているというのが珍しいとのことで、ワークショップと個展を行いました。皆さん漆を使いたいと言うので持っていったんですけれども、ワークショップでは向こうの漆みたいな技法も使いました。

タカノ:そういう技法があるんですね。

小野澤:漆ではなく、チアシードオイルとかアマニ油などのオイルをコーティング剤に使って着色する、古くからの技法があるんです。それを一生懸命調べて、向こうでちょっと応用したりしました。

Celeina:それぞれの国の食文化があるように、陶器にも文化があるんですね。素朴な疑問なんですが、海外で個展をする時は、陶器を運搬するわけじゃないですか。割れものだと、輸送するのもシビアじゃないですか?

小野澤:結構シビアなので、ちゃんと梱包するようにします。輸送の仕方も色々ありますが、手で持っていくのが1番リスクが少ないです。

Celeina:手荷物で持ち込むんですね。

小野澤:基本的にはたくさん送りますけどね。

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