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川浦敦也は、平成レトロカフェ「RETOPO」で日本独自の文化体験を提供する

2025.5.2

#OTHER

グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。

3月17日は番組からの推薦で、渋谷を中心に平成レトロカフェ「RETOPO」などの体験型店舗を手掛ける株式会社ポムの川浦敦也さんが登場。「RETOPO」開業のきっかけやSNS映えする店舗づくりのこだわり、2号店がオープンしたばかりのレコードカフェ「RECOCO」などについて伺いました。

「RETOPO」は日本独自のカルチャーで勝負する体験型店舗

Celeina(MC):先日はありがとうございました。川浦さん直々に、いろいろとご紹介もしてくださって。平成マウントを取って失礼いたしました(笑)。川浦さんも割と、平成ど真ん中世代ですよね。

川浦:そうですね、平成6年生まれなので、平成をそれなりに生きたと自負しております。

タカノ(MC):僕が気になっていたのが、今、平成レトロをピックアップしたカフェを開いた理由です。これはどういう経緯だったんですか?

川浦:私たちは東京の中でも特に渋谷を中心に、体験型店舗を5店舗ほど展開しておりまして、平成レトロカフェ「RETOPO」はその中の1つです。

最初に私たちが体験型の店舗を始めたのは2021年の夏なんですが、コロナ禍でも安心して体験いただけるサービスを調べていた中で、韓国で「セルフ写真館」というカメラマンのいない写真館があることを知りました。これなら非対面非接触でご提供できるぞということで、渋谷で最初の体験型の店舗を作ったんです。そこからどんどん体験型の店舗を作っているんですが、2年前に韓国でアナログレコードが聴けるカフェが人気だということを知りまして、2023年の12月には、渋谷にレコードカフェ「RECOCO」というものを作りました。

今までは韓国からヒントを得てお店作りをしていたのですが、今度は日本独自のカルチャーで勝負したいなという思いが芽生えまして。社内でアイディアを出し合って、2024年末に平成文化を体験できる平成レトロカフェ「RETOPO」をオープンしたという経緯になります。

タカノ:なるほど。社内の皆さんのアイディアで、これがいいんじゃないか、となったんですね。

Celeina:私も実際に体験させていただいたんですけれども、店内には平成レトロなアイテムが盛りだくさんでした。あのアイテムはどのように集められたんですか?

川浦:私たちスタッフ総出で、知人や友人も含めて、お正月とかに実家にあるものをかき集めました。

タカノ:やっぱり実家なんですね。

Celeina:それにしては、物持ちがいいといいますか。ガラケーとかデジカメも、実際にお店に来た方が写真を撮って遊べるぐらい、ちゃんと動くんですよ。

タカノ:触れるんですね!

川浦:はい、動きます。写真も撮れますね。

タカノ:川浦さんの実家にはどんなものがあったんですか?

川浦:うちの実家は、男の子しかいなかったので『遊☆戯☆王』のカードとかしかなかったので、「RETOPO」では不採用になりました。

Celeina:でも、メンズ館とかもちょっと行ってみたいかも。

川浦:そうですね。このまま「RETOPO」の勢いがあれば、男子版の「RETOPO」も作りたいなと思っています。

タカノ:どちらかというと女の子向けという感じですもんね。

Celeina:揃っているアイテムは、どちらかというと女の子たちが喜びそうなアイテムがいっぱいでしたね。

タカノ:男の子も行っても問題ないですよね?

川浦:問題ないです。ギャル男の方とかでも、遊びに来てくださる方がいらっしゃいますね。

タカノ:気になる。僕も視察に行きたいですね。

店舗づくりやサービスは、SNSでの「映え」にこだわって工夫している

タカノ:そして、ほとんどのお客様が「RETOPO」をSNSで見つけているということなんですが、発信するときに気をつけていることなど、ポイントはあるんでしょうか?

川浦:他のカフェではあまり見られないことだと思うのですが、うちのカフェだと、スタッフが積極的にお客様にお声掛けをして、お客様のお写真を撮影するようにしています。

Celeina:嬉しいですね。

川浦:フォトスポットでお2人で楽しんでいるかわいい写真とかをスタッフが撮影して、お持ち帰りいただけます。後から振り返る思い出も含めて大事な体験だと考えているので、そういった工夫は積極的にしています。

Celeina:お店の座席が全部ベンチ型で、2人で並んで座れるように配置されているんですよ。それってもしかして「映え」ですか?

川浦:「映え」です(笑)。

Celeina:細かいところまで、写真を撮りやすいようになっているんですね。

川浦:ウォークマンから伸びる有線イヤホンを2人で分けて使っている姿とかも、後ろから撮るととてもかわいいんです。そういう写真を撮ることで、あとでお店の様子をSNSにアップしてくれたら嬉しいなという、広告的な意味もありますね。

タカノ:「RETOPO」のInstagramを見ても、背景やグッズも含めて、すごい画力がありますね。ピンクのロッカーにシールがいっぱい貼ってあったりとかして、かわいらしいですよね。

Celeina:あと伺いたかったのが、渋谷という街にこだわられているのには、どんな思いがあったんですか?

川浦:渋谷には、カルチャーや流行の発信地としての歴史があるなと思っているので、こういった尖ったコンセプトのお店が受け入れられやすいのかなと思っています。お客様の層も、渋谷にいらっしゃる方と合致しているような印象があるので、渋谷に積極的に出店していますね。

タカノ:どの時代にも、常に渋谷には若い人がいるようなイメージがありますもんね。

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