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おもてなしの花は、来店した人に癒しを与えることをイメージしながら制作する
Celeina:現在、大泉さんの作品を実際に拝見できる場所はありますか?
大泉:新宿にある「北村写真機店」の6階にある「ヴィンテージサロン」というスペースで、週に1度、1メートルほどのおもてなしの花をいけさせていただいています。水曜日か木曜日に作品を入れ替えているんです。
Celeina:今日の作品はどのようなものを作られましたか?
大泉:季節が春から初夏へと移る新緑が美しい時期なので、ドウダンツツジの若い枝を中心に、ストレリチア、ドラセナ、それにランを組み合わせていけました。おもてなしの花ですので、来店される方が少しでも気分が明るくなったり、癒されたりするようなイメージで制作しました。
Celeina:写真で拝見しましたが、ドウダンツツジの枝が広がる姿がとても印象的で、ダイナミックですね。

タカノ:自然を感じさせるような構成で、整理されているようでいて、計算されたランダムさが魅力的ですね。
大泉:いけばなはアシンメトリー(非対称)が特徴です。西洋のフラワーアレンジメントでは左右対称のデザインが多いのですが、日本の美意識においては、空間をどう使うかが大切です。ドウダンツツジの枝ぶりを活かしながら、どこに間を設けるかを意識して制作しましたね。
タカノ:まさに疎密の美ですね。皆さんもぜひ、新宿の「北村写真機店」で大泉さんの作品をご覧いただければと思います。
Celeina:生で見てみたいですね。さあ「FIST BUMP」はグータッチでつなぐ友達の輪ということで、お友達を紹介していただいています。どなたをご紹介いただけますか?
大泉:陶芸家の小野澤弘一さんをご紹介したいと思います。
Celeina:「FIST BUMP」、本日は草月会本部講師であり、いけばな教室「麗―rei―」主宰の大泉麗仁さんをお迎えしました。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann