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大泉麗仁は、最終的には自由な表現ができる草月流に魅力を感じていけばなを始めた

2025.5.1

#OTHER

おもてなしの花は、来店した人に癒しを与えることをイメージしながら制作する

Celeina:現在、大泉さんの作品を実際に拝見できる場所はありますか?

大泉:新宿にある「北村写真機店」の6階にある「ヴィンテージサロン」というスペースで、週に1度、1メートルほどのおもてなしの花をいけさせていただいています。水曜日か木曜日に作品を入れ替えているんです。

Celeina:今日の作品はどのようなものを作られましたか?

大泉:季節が春から初夏へと移る新緑が美しい時期なので、ドウダンツツジの若い枝を中心に、ストレリチア、ドラセナ、それにランを組み合わせていけました。おもてなしの花ですので、来店される方が少しでも気分が明るくなったり、癒されたりするようなイメージで制作しました。

Celeina:写真で拝見しましたが、ドウダンツツジの枝が広がる姿がとても印象的で、ダイナミックですね。

タカノ:自然を感じさせるような構成で、整理されているようでいて、計算されたランダムさが魅力的ですね。

大泉:いけばなはアシンメトリー(非対称)が特徴です。西洋のフラワーアレンジメントでは左右対称のデザインが多いのですが、日本の美意識においては、空間をどう使うかが大切です。ドウダンツツジの枝ぶりを活かしながら、どこに間を設けるかを意識して制作しましたね。

タカノ:まさに疎密の美ですね。皆さんもぜひ、新宿の「北村写真機店」で大泉さんの作品をご覧いただければと思います。

Celeina:生で見てみたいですね。さあ「FIST BUMP」はグータッチでつなぐ友達の輪ということで、お友達を紹介していただいています。どなたをご紹介いただけますか?

大泉:陶芸家の小野澤弘一さんをご紹介したいと思います。

Celeina:「FIST BUMP」、本日は草月会本部講師であり、いけばな教室「麗―rei―」主宰の大泉麗仁さんをお迎えしました。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann

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