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NEWS EVENT SPECIAL SERIES

菅原祐樹は雑誌『inch magazine』を通して、カルチャーと社会問題の関係を紐解く

2025.3.11

#BOOK

『inch magazine』を作ったのは、ラップグループ「MONJU」の仙人掌の言葉がきっかけ

Celeina:そもそも、いつどんなきっかけで『inch magazine』を作ることになったんですか?

菅原:今は僕1人でやっていますが、最初は友人と始めました。あと「MONJU」というラップグループで活動する仙人掌さんという知り合いがいまして。2020年5月頃に一緒にご飯を食べていたら、ちょうどさっき言ったジョージ・フロイドさんの事件がニュースで流れてきて、ショックを受けたんです。日本でもソウルミュージック、ラップ、レゲエなどのカルチャーを独自に取り入れてきた歴史があると思うんですけど、ラッパーである仙人掌さんが、「ここで1回人種問題とか考えたらどうか」みたいなヒントをくれて、それでやってみることにしました。

仙人掌さんには、1号目に自伝的短篇『ゴーサムウェー』を寄せていただいています。母子家庭のあまり恵まれていない家庭環境の中で、いかにブラックミュージックやヒップホップと出会って救われたかというようなお話を書いてもらいました。

タカノ:なるほど。昨日の菊池謙太郎さんが出されている『LIFE HISTORY MIXTAPE 01』にもちょっと繋がるような感じもあっていいですね。

菅原:そうですね。少し近いかもしれないです。

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