グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
2月13日は、アートディレクターの中田嘉生さんからの紹介で、TRICLE.LTD(株式会社トリクル)代表で、クリエイティブディレクター / ブランドプロデューサーの上柿琢さんが登場。オーラルケアブランド「SWAG」が生まれたきっかけや、製品をプロデュースする上で大切にしていることなどについて伺いました。
INDEX
コロナ禍での口臭への意識の変化を鑑みて、オーラルケアブランド「SWAG」をスタート
Celeina(MC):2013年に創業したTRICLE.LTD(株式会社トリクル)では、広告や企業のブランディング、新規プロジェクトの業務支援を数多く手がけていらっしゃいますが、オーラルケアブランド「SWAG」の開発も行っています。昨日も話したんですけど、私も実は毎日使っているんです。特に舌磨きのブラシがすごく気に入っていて、リピートして使っています。
上柿:めちゃくちゃ嬉しいです。ありがとうございます。
Celeina:今日は「SWAG」の裏側が聞けるということで、楽しみにしております。昨日は、中田さんからアートディレクションについていろいろ詳しく伺いました。
タカノ(MC):「SWAG」は、そもそもどういうふうに立ち上がっていったのでしょうか?
上柿:「SWAG」は2022年の12月にローンチしているんですが、開発はそのずっと前のコロナ禍から進めていました。 ちょうど新規事業で何をやるか考えていたんですが、コロナ禍ってみんなマスクをしていたじゃないですか。マスクをする時の悩みとして、暑苦しいとか、息苦しいなどが挙がる中で、自分の口臭が返ってきて臭い、という悩みがあったんです。実際の調査データだと25%くらいあって。
タカノ:そんなにあったんですね。
上柿:みんな自分の口臭に対する意識が変わっていたんです。ただ、何かしら対策はしたいんだけど、対策していないという状態がずっと続いていたのがちょうどコロナ禍でした。なので、僕らとしてもここに何か着手したら面白いんじゃないかなということで、開発していったのがスタートですね。
Celeina:ラインナップとしては、歯磨き粉、歯ブラシ、舌磨きという感じですかね?
上柿:歯ブラシ、舌クリーナー、歯磨き粉、マウスウォッシュです。歯磨き粉は3種類あります。
Celeina:どこから開発がスタートしたんでしょうか?
上柿:先に「So What, All Good. Goodbye, BAD BRETH.」というコンセプトにすることが決まっていたんです。ネイティブの方からすると、意味がわからない英語かもしれないんですけど、「So What, All Good.」は、僕としては「もう何にも問題ないよ、僕らの商品を使えば、オールオッケーだよ」ということを伝えたくて。あと「Goodbye, BAD BRETH.」には「口臭にさよならしようよ」というメッセージが込められています。
このコンセプトだけが決まっていて、それができるのってなんだろうとみんなで考えた時に、舌クリーナーと、一気にリフレッシュできる強烈なミント感がある歯磨き粉が思い浮かんで、それを作れるところをまず探していきましたね。ミントを限界量まで配合しようとすると、なかなか日本の工場では作れなくて、今は韓国の工場で作っているんです。
タカノ:そうなんですか!
上柿:韓国って面白くて、日本よりも口臭ケアの意識が高いですし、技術力も高いんです。いろんなところにご紹介いただいて、韓国で作れることになりました。
Celeina:韓国のオーラルケアの盛り上がりは噂には聞いていたんですけど、本当なんですね。
INDEX
番組MCのCeleinaも「SWAG」の舌クリーナーを愛用中
タカノ:Celeinaさんは何がきっかけで「SWAG」の商品を使っていたんですか?
Celeina:1年くらい前だと思うんですけど、バラエティショップでオーラルケアラインを見ていた時に、舌磨きを見つけたんです。「SWAG」の商品の並び方が可愛くて、何かに囲われていたんですよ。
上柿:緑で囲われていますね。
Celeina:売り場に際立つように置かれていて、かっこいいと思って手に取ってみたら、普段見る舌クリーナーと違う形状をしているなと思って。私が使っていたクリーナーって、綿がついているようなものとか、波状のものだったんですけど、「SWAG」の舌クリーナーはブラシが細かくいっぱい生えていて、歯ブラシっぽい形状ですよね。気になって使ってみたら、めちゃくちゃ使い心地が良くてリピしました。
上柿:めちゃくちゃいいですよね。ブラシが97本くらい生えているんですけど、そこで浮かせて、その奥にあるスクレーパーで削ぎ落とすことで汚れが取れるんですよ。
タカノ:上柿さんはもともとオーラルケアがご専門ではないですよね?
上柿:もともと全然関係がないですね。なので、工場さんやうちの従業員とディスカッションしながら開発しました。ファッションアイテムとかもそうだと思うんですけど、機能性に加えて、自分が使いたいと思えるものをいかに提供できるかはすごく大切にしていて、「SWAG」のプラスアルファの価値はそこに置いています。オーラルケアって家族と一緒に使うものなので、何でもいいってなっちゃうんですけど、「いや、僕はこれが使いたい」と思ってもらえるようなビジュアルデザインや、コンセプトを大事にして作っています。
Celeina:ある意味、消費者目線から市場に入っていったからこそ、本当に欲しいものを作れたみたいなところがあるんでしょうか。
上柿:そうですね。あとは「僕が欲しいものを作る」というのが、1番強いかもしれないです。
タカノ:僕も「SWAG」の商品を買いたいんですけど、どこで売っていますか?
上柿:今結構売っていて、全国約3500店舗ほどでお取り扱いいただいています。LOFTさん、ドン・キホーテさん、ウエルシア薬局さんなどのドラッグストアやバラエティーショップを中心に売っています。あと、Amazon、楽天市場、公式オンラインショップでも販売していますので、ぜひチェックしていただけると嬉しいです。
Celeina:私、回し者みたいになっていますね(笑)。
上柿:いえ、とても嬉しいです。
Celeina:あのすごい舌クリーナーを作った会社の方がやってきた! と興奮してしまいました。
タカノ:今後やってみたいことをお伺いしてもいいですか?
上柿:僕はこういったブランドをずっとプロデュースしていきたいと思っています。今も別のブランドをやっていますし、うちの会社としては、ブランドをどんどん増やしたいと思っていて、市場としては、化粧品市場で次のブランドを作りたいと思っています。
Celeina:次の挑戦も応援しております。さあ「FIST BUMP」、本日はTRICLE.LTD代表で、 クリエイティブディレクター / ブランドプロデューサーの上柿琢さんにお越しいただきました。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann