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現役大学生の有隅央は、バイト先で造られるクラフトビールを通じて奥新橋を盛り上げる

2025.1.16

#ART

木や蝋を使った彫刻のインスタレーションも制作

タカノ:「本当に学生さんなのかな?」と疑問を抱いてしまうくらい色々な活動をされている有隅さんですが、彫刻のインスタレーションを作るなど、アート活動もされているんだとか?

有隅:彫刻というと大げさに聞こえますけれども、その辺にある木とかを使って人が見られるものを作ろうというような試みです。蝋とか木とかを使いながら、空間を構成するみたいなことをやっています。

タカノ:木を使って空間を構成するというと?

有隅:簡単に言えば、空間デザインみたいなものに近いです。自分が表現したいことみたいなのがあるので。結構シャイな性格なんですけど。

タカノ:どこがですか!(笑)

Celeina:すごいお喋りじゃないですか。

有隅:シャイがないと、喋るのも難しいなと思うんです。僕はシャイが原動力になるというか、シャイになるような場所に行くことで、「これうまくできなかった、どうしよう!」と追い込まれて、発奮して強くなるタイプですね。創作をする時も、「恥ずかしいことをやりたい」「人前にちょっと出てみたい」みたいなことが、原動力になっています。

タカノ:面白いですね。アート活動を始めたのは、何かきっかけがあったんですか?

有隅:大学1年生の頃、自分の肩書きとか「有隅央とは」みたいなことに悩んでガチガチになっていた時に、バイト先で自分が大学でやっていることとか、自分の関心事を語ったことがあったんです。たまたまその相手が美術作家の海野林太郎さんだったんですが、「へえ、すごいっすね。何がすごいのかわからないですけど」と言っていたんですが、その海野さんの言葉が全く嫌味な感じじゃなかったんです。そこで、すごく肩の荷が下りたというか。自分を剥がしてくれる言葉を言ってくれて、ありのままの自分を受け入れて、知りたいと思ってくれる存在に出会ったことで、「これ、美術なんちゃう」みたいなことは思ったことがあります。

Celeina:有隅さんはすごく感度が高いですよね。

タカノ:本当にそう思う。

有隅:繊細なんだと思います(笑)。

タカノ:そこからちゃんと行動力を持って、色々なことに挑戦していくというのはすごいことですよ。

有隅:本当に、うちのお母さんに言ってほしいですね。今日のラジオも聞いているかもしれないので。

タカノ:ご子息は素晴らしいですよ!

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