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留学に必要な志望理由書の書き方や、自分自身のプレゼンの仕方をサポート
Celeina:ご自身の留学経験をもとに、海外留学受験塾の「MMBH留学」を運営されていますが、 海外大学の留学に必要な手順や独自のメソッドなどについて、お伺いしたいです。
岸谷:海外留学の大学受験って、いわゆるAO入試みたいなものが多いんです。日本みたいに1発勝負じゃなくて、選抜型の複合的な要素で決めていく大学が多い。テストでの英語のスコアも重要ですが、中でもすごく重要なのが小論文、いわゆる志望理由書です。ただ、日本は志望理由書をサポートできる塾がそんなにないんですよ。
Celeina:あまり聞いたことないかもしれません。
岸谷:そうですよね。そもそも留学希望者のパイが増えているのに、塾はあまり増えていないんです。そして、高額で品質がいいか、それとも、かなり安いけど品質が悪いか、という形で2極化しているんです。高いところは、ハーバード大学やスタンフォード大学を卒業した先生がオールイングリッシュで教えているので、そもそも英語をベラベラ話せないといけないような塾で、1時間2、3万円するんですよ。「MMBH留学」は、そのソリューションになりたくて、ちゃんと手を出せる価格で、高品質のものを提供したいと思っています。全員日本人の講師で、志望理由書の書き方や自分自身のプレゼンテーションの仕方を主軸にやっています。
Celeina:生徒さんの英語力に合わせてサポートしてもらえるんでしょうか?
岸谷:はい。英語力が低い子たちには、文法ライティングのサポートもします。でも一番は志望理由書の内容ですね。自己分析も一緒にやって、「この学校に入りたいなら、こういう論文じゃなきゃいけないよね」「ここに一貫性を作らなきゃいけない」というアドバイスをします。
海外ってストーリー性を一番評価するんですよね。それが日本との大きな違いです。プレゼンテーションというのは、日本の義務教育ではやらないじゃないですか。海外の子たちは、自分のプレゼンテーションや、人に何かを伝えるということをすごくやらされるんですよ。日本人はそこを通っていないから、いかんせん自分のプレゼンができないんですよね。だから僕達は「じゃあ、どうやって自分のストーリー性を作ればいいんだろう」ということについて、講師と一緒に考えます。
タカノ:すごいですね。転職支援みたいです。
岸谷:就活と同じですね。
タカノ:いかに、自分を売り込むかというところですよね。
岸谷:そうです。学校は営利企業なんで、欲しいと思われないといけないんです。その人を大学の卒業生リストに加えたら、大学にどんなメリットがあるのかを見ているので、こちら側もメリットを出していかなきゃいけないよね、ということです。
Celeina:今まで考えたことがなかったです。