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東日本大震災をきっかけにハンティングの道へ。小川岳人は狩猟やジビエの魅力を伝える

2024.12.19

#OTHER

狩猟は自然のサイクルを尊重して行われる

Celeina:今、ちょうど狩猟のシーズンだと伺ったんですが、なぜ冬が狩猟のシーズンなんでしょうか?

小川:これも狩猟法という法律で定められているんですが、2024年度は、狩猟できるのが11月15日から2月15日までなんです。自治体や地域によっては10月から3月までと少し長かったりするのですが、理由としては2つあります。1つ目は、夏だとハンティングしてとれた獲物のお肉が、気温の関係で傷んでしまうというところ。2つ目は、多くの野生動物は春から夏にかけてが出産育児のシーズンなので、そのシーズンに獲物の動物をとってしまうと、個体数が減ったり、ひいては絶滅の恐れがあるということで、この時期を避けています。実は縄文時代も、冬しか狩猟はしなかったそうです。

Celeina:そうなんですね。自然のサイクルをちゃんとリスペクトしながら狩猟をされているんですね。

タカノ:狩猟に関するイベントというのは、どんな方が参加されるんですか?

小川:サラリーマンの副業みたいな形でやり始めて、もう7、8年になるんですが、当初は年齢層でいうと30代前半ぐらいの方が、狩猟に興味があったり、ジビエが好きということで、多く参加していました。ここ1年ぐらいはすごく変わってきていまして、年齢層が幅広くなりました。20代の学生さんから60代ぐらいの方、あと親子連れの方、それから外国の方も増えてきました。

タカノ:親子連れの方もいるんですね。

小川:そうですね。親子で狩猟やジビエというのを楽しんでいただきたいという思いがあり、親子連れの方はウェルカムなので、情報発信しています。

タカノ:食育や環境について、教育的な観点もありますからね。

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