グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
10月29日は恵比寿の古着屋「TRAVIS」のハラダユウキさんからの紹介で、花とレコードのお店「ハッカニブンノイチ」の下村祐一さんが登場。花とレコード、それぞれの選び方のこだわりや、店名の由来について伺いました。
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番組MCの2人のイメージに合わせた花束のプレゼント
Celeina(MC):昨日ご出演いただいた、恵比寿の古着屋「TRAVIS」のハラダユウキさんからのご紹介ですが、ハラダさんは下村さんにかわいがっていただいているということでした。
下村:元々、ハラダさんがお店を始める前にお客さんとしてよく来てくださっていて、お店を始めるときにも相談をしてもらったりしたんです。先々週くらいが彼の誕生日だったんですけど、一緒に飲みに行くぐらい、プライベートでも仲良くさせてもらっています。
Celeina:お友達なんですね。
タカノ(MC):下村さんのお店「ハッカニブンノイチ」は花とレコードのお店ということで、素敵な組み合わせですね。

Celeina:お店では、花とレコードの取り扱いはどのくらいの割合なんですか?
下村:レコードは3割くらいで細々とやっていて、メインは花になりますね。

Celeina:お花をメインにされているんですね。スタジオには素敵な花束を2つお持ちいただきました。ありがとうございます。
タカノ:ありがとうございます。
下村:奥さんの方から、これを持っていくように、ということで。
タカノ:よろしくお伝えください。
Celeina:私がいただいたお花は白とかピンクが入っている花束で、これはガーベラですか? 見たことがないお花も入っています。
下村:カラーとファレノとアジサイですね。
Celeina:アジサイもすごく深い紫といいますか赤っぽい色で、見たことがないアジサイですね。花びらの先端がくるんと丸まっていて、エキゾチックな雰囲気ですね。
タカノ:僕の花束は赤とか紫の色が多くて、大人な感じ、秋っぽいですね。
下村:Instagramや、番組の情報を拝見させてもらって、イメージに合わせてご用意しました。
タカノ:ありがとうございます。お家に飾ります。
Celeina:スタジオもいい香りで包まれていますね。ありがとうございます。お花のセレクトにはどんなこだわりがあるんですか?
下村:仕入れ先にはこだわっていますね。豪徳寺にはお花屋さんがたくさんあるので、なかなか見ないお花を選んだりしています。あとは花の保ちも気にしますね。実際に買ってくださった方から、2週間も保ちましたよという報告を受けることが一番嬉しいですね。
Celeina:お花の保ちって大事ですよね。長く保ってくれると嬉しいですよね。
タカノ:お店は豪徳寺にあるということですが、下村さんが思う豪徳寺ってどんな場所ですか?
下村:豪徳寺には縁はなかったんですけど、店を始めるときにリサーチしたら、豪徳寺にはお花を持ってらっしゃる方が非常に多かったんです。そこから、お花への感度が高い方が多いという印象がありますね。
Celeina:フラワー感度が高めな町なんですね。
タカノ:お店にいらっしゃるお客さんは、どんな方が多いですか?
下村:店のすぐ前にスーパーがあって、午前中はご高齢の方が非常に多いですね。あとはお子様連れの方や、レコードも置いているので男性の方も多いですし、カップルの方もいらっしゃいますね。
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「ハッカニブンノイチ」はフェリーニ監督の映画から由来
Celeina:番組のハッシュタグで検索すると「フェリーニですか?」という投稿もありますね。お店の名前である「ハッカニブンノイチ」は、フェデリコ・フェリーニ監督の映画から由来しているんですか?
下村:そうですね。『8 1/2』が一番好きな映画という訳ではないんですが、お店を始めるにあたって「ハッカニブンノイチ」という言葉の響きが決め手になりました。
Celeina:店名が「ハッカニブンノイチ」だと映画好きの方もいらっしゃるんじゃないですか?
下村:そうですね。『8 1/2』をリアルタイムで見られていた方が、懐かしいと言ってご来店されることもありました。
タカノ:「TRAVIS」のハラダさんともお話が合うわけですね。今日のお帽子も。
下村:そうなんです。ハラダくんからの紹介だったので『パリ、テキサス』のトラヴィスの赤キャップを被ってきました。
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レコードは音楽のジャンルとは違う目線でコーナーを作成し、販売
タカノ:レコードの品揃えも気になりますね。
下村:中古のレコードは、僕が若いときから集めてきたレコードを出したりしています。映画にちなんだ店名なのでサントラが多めなんですけど、それ以外にもソウル、ソフトロックなど、最近のものも含めて幅広く扱っています。
タカノ:レコードとお花を買って、帰ってお花を飾ってレコードをかけて、という。心が豊かになるものを提供してくれるお店ですね。
下村:ありがとうございます。
タカノ:すごく素敵な時間になりそうですね。選んでいる時間も楽しそうですね。
下村:朝だとクラシックをかけたりとか、お客さんに合わせてBGMを変えたりもしています。
Celeina:お花屋さんに行ったときの悩みとして、ぱっと見ただけだと、どれが新鮮かとか、どれが旬の花かがわからなくて。そういったことについてのご相談にも乗っていただけるんですか?
下村:もちろんです。うちの店だと直接お客様が選んで組み合わることもできます。
Celeina:自分で手に取って選んでもいいんですか?
下村:大丈夫です。ただ狭い店なので、取りづらい花であればうちの嫁さんの方が取って合わせるといった感じで提案しております。
タカノ:相談しながら選べるんですね。レコードはどのような販売スタイルなんですか?
下村:うちの店では音楽ジャンルで分けるということをしていなくて。ジャケ買いできるようなコーナーがあったり、花が描かれているジャケットのコーナーがあったり、音楽のジャンルとは違う目線でコーナーを作っているんですよ。レコードの袋は透明にしていて、見て楽しめるレコードを置くように心がけています。
Celeina:アイテムとしても楽しめるんですね。
タカノ:Instagramを拝見したんですけど、Green-Houseも置いてあるんですね。アンビエントで、植物のために聴かせる音楽というコンセプトなんです。
Celeina:ナイスなセレクションですね。
下村:レコードプレーヤーを持っていなくても、レコードジャケットを飾りたいっていう需要もありますね。
Celeina:お友達の誕生日プレゼントに、レコードと花束をセットでプレゼントするのってめっちゃ良くない?
タカノ:それだ!
下村:花瓶とセットというのもよくあって。誕生日の他にも、今の時期だと、早めにクリスマスプレゼントとして準備されている男性の方もいらっしゃいます。
Celeina:プレゼントをお探しの方は「ハッカニブンノイチ」、おすすめですね。さあ「FIST BUMP」。グータッチでつなぐ友達の輪ということでお友達を紹介してもらっています。下村さんがご紹介してくださるのはどんなからでしょうか?
下村:青葉台のギャラリー「JULY TREE」のオシダアヤさんです。
Celeina:ギャラリーということはアートですね。
下村:仲良くなったきっかけは、オシダさんが出されたレコードなんです。そのレコードをうちの店に置いていたんですけど、偶然オシダさんがいらっしゃって。それから店に通ってくださったり、イベントを一緒にやったりしているんです。
Celeina:色んな繋がりがある方なんですね。ありがとうございます。明日は青葉台のギャラリー「JULY TREE」のオシダアヤさんに繋ぎます。「FIST BUMP」、本日は花とレコードのお店「ハッカニブンノイチ」の下村祐一さんにお越しいただきました。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann