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貴重な昭和のファンシークッキーを遺したい
Celeina:他にもあるんですよね?
北浦:はい。こちらは日本の老舗メーカー藤田製菓さんのファンシークッキーです。
タカノ:色んな動物のデザインになっていますね。
北浦:藤田製菓さんは着色料を使わないというこだわりがあるんですよ。
Celeina:天然のものだけを使っているんだ!
タカノ:イルカ、カニ、ふぐ、パンダとかいろんな動物がいますね。
Celeina:食べるのがもったいないくらい可愛いですね。
タカノ:藤田製菓さんとの出会いはどうだったんですか?
北浦:近所にクッキーマニアの面白いお客さんがいて、その方が「数あるクッキーの中でこれが一番可愛くて美味しい!」って教えてくださったんですよ。そこでファンシークッキーというジャンルがあることを知って、調べて仕入れてみたんです。今日は藤田製菓さんとオカノ製菓さんのクッキーを持ってきているんですが、藤田製菓さんはスタンダードなファンシーで、オカノ製菓さんは昭和ファンシーだけどイケイケな感じなんです。
Celeina:ネオ昭和ファンシー?
北浦:そうですね(笑)。サンリオで例えると、藤田製菓さんがキティちゃんで、オカノ製菓さんがハンギョドンみたいな。
タカノ:分かる!
北浦:高円寺は高齢になってお店をやめてしまう方が多くて、古いお店がなくなってきているので、貴重な昭和のファンシークッキーをうちでも扱いたいなと思っています。
Celeina:ありがとうございます。さあここで1曲お送りしたいと思います。北浦さんにこの時間にみんなで聴きたい曲を選んでいただきました。曲紹介をお願いします。
北浦:海外からも仕入れをするんですけど、日本で生まれ育ったからこそのかわいいという感覚があるなと思っていて。この曲にもそういうものが詰まっていると思ったので選びました。矢野顕子さんで”クマ”。