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「石原書房」の石原将希は、音声コンテンツのリズムやスタイルの面白さを書籍に込める

2024.10.25

#BOOK

グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。

9月24日は、番組からの推薦で、ひとり出版社「石原書房」の石原将希さんが登場。ポッドキャスト番組を書籍化した『奇奇怪怪明解事典』の刊行秘話や、書籍化したいと思う番組の条件などについて伺いました。

自分で全て決定できるひとり出版社「石原書房」

Celeina(MC):今日は「石原書房」から刊行されている『奇奇怪怪』を持ってきました。この本はDos MonosのTaiTanさんとMONO NO AWAREの玉置周啓さんのポッドキャスト番組が書籍化されたものの第2弾なんですけど、実際私もポップアップショップで購入したんです。

石原:嬉しいです。ありがとうございます。

Celeina:石原さんは昨年「石原書房」を創業されたとのことですが、それまでは出版社にお勤めだったのでしょうか。

石原:5年ほど出版社で務めていたんですが、昨年の頭に編集部から外れることになって。もともと1人でやってみたい思いもあったので、丁度良いタイミングだと考えて独立しました。2023年に2冊出版して、9月末に畠山丑雄さんの『改元』という新刊を発表します。

タカノ(MC):新作も気になりますが、出版社は完全に1人で運営されている?

石原:全て1人でやっているので、業務量は全然違いますね。出版社に勤めている時は、印刷所とのやり取りや物流、経理などはそれぞれ担当の部署の人がいましたが、今は全て自分でやらなきゃいけない。その代わり、決定権が自分にあるので気楽でもあります。

タカノ:熱量を持って、出版できると。

石原:何をやるか、何をやらないかを決められる点は良いと思います。

タカノ:そもそも出版社に勤め始めたきっかけは何だったんですか?

石原:新卒で務めた会社は全く関係ない工作機械のメーカーだったんですが、もともと本が好きだったこともあって、やっぱり本の制作にかかわる仕事がしたいと思ったんです。そこで求人に応募したら、運よく拾ってもらえました。

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