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オルタナティブスペース「PUNKTURE」をオープン
Celeina:LODIOさんは、原宿にオルタナティブスペース「PUNKTURE」をオープンされたそうですね。
LODIO:「PUNKTURE」というのは造語なんです。本当は、KじゃなくてCなんですけど、PUNKにしています。裏原宿にあって、小さくはありますが、自分が収集したものや表現したいことを、そこでできたらいいなと思ってオープンさせました。
タカノ:展示スペース的な場所になるんでしょうか?
LODIO:簡単に言うとそうです。
タカノ:どんな展示をされているんですか?
LODIO:ヴィヴィアン・ウエストウッドのショップ店員だったジョーダンの自伝本の日本語版が出た時には、その出版記念として展示を行いました。その展示では、デヴィッド・ボウイのアルバム『Heroes』のジャケットも撮影した鋤⽥さんがジョーダンを撮影した作品の展示販売もしましたし、僕もジョーダンのものを持っていたので、それも展示していました。
Celeina:今で言うと、ジョーダンさんの立ち位置はインフルエンサー的な存在という感じなのでしょうか?
LODIO:そうですね。彼女に影響を受けた方たちはたくさんいると思います。ショップ店員だったんですが、モデルや女優、歌を歌ったり、バンドのマネージャーだったり、とにかく多才だったんですよ。先日、その自伝本の出版記念のトークのイベントがあったんですが、藤原ヒロシさんが「彼女の1ファンとして参加しました」とおっしゃっていました。
タカノ:1970年代のパンクアイコンの1人ということですね。
LODIO:はい。彼女もパンクのイメージを決定づける存在の1人だと思います。