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芸人から古着屋へ。「ROUND UP」の原田英樹が次に目指すのは、兄弟でのブランド設立

2024.8.28

#FASHION

グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。

5月22日は、チキンナンバンさんからの紹介で、浅草千束通りにある古着屋「ROUND UP」の原田英樹さんが登場。14年間続けた芸人を辞め、夢だった古着屋に転身したきっかけや、「ROUND UP」で展開しているオリジナル商品のこと、兄弟で目指すブランド立ち上げについてお聞きしました。

14年間芸人をした後、浅草で夢だった古着屋をオープン

Celeina(MC):原田さんは1989年生まれ、北海道の旭川出身で、芸人として活動された後、今年1月に夢だった古着屋をオープンされたそうですね。

原田:はい。子供の頃からの夢で、芸人をやるか、古着屋をやるかだったんです。そこで中学校からの同級生だった相方と芸人の道を選んで、14年間芸人をやらせていただきました。

Celeina:どんなきっかけで古着屋をオープンされたんですか?

原田:2022年にコンビを解散して、それから芸人を続けようかと悩みましたが、いい年齢なので、夢の1つだった古着屋を選びました。芸人をしていて浅草に縁があったので、その辺りでお店をやりたいと思い、浅草や蔵前の辺りで物件を探したんですが、なかなか見つからなかったんです。ある日、知り合いの古着屋さんに、「もしよかったら、ポップアップショップをやってみないか」と声をかけてもらい、ポップアップをやらせていただきました。

そこに来てくれたお客さんに、浅草で古着屋さんをやっている方がいて、「次の年の7月いっぱいで移転するから、もしよかったら、そこへ居抜きで入らないか?」と言っていただいて、タイミングもよかったので、お願いさせていただきました。そこから、僕もお金を貯めたりして、去年の8月に引っ越して、働きながらちょっとずつ準備して、やっと1月20日にオープンしました。

タカノ(MC):あまり浅草に古着というイメージがありませんでした。浅草の古着カルチャーはどうなんですか?

原田:今の世の中は古着ブームと言われているので、20代の子たちが結構お店をオープンしたりして、ちょっとずつお店自体が増えてきていると感じます。僕の知り合いの方が、50’s、60’sのブランドを扱っている古着屋さんを近くでやっているし、若い古着屋の方たちは今っぽい年代のものをセレクトしているので、僕はその間を行ってみようかなと思いました。だから、「ROUND UP」では1960年代から1980年代の面白いものをセレクトしています。

一点もののハンドメイド商品も展開

Celeina:お店では、オリジナル商品も扱われているそうですね。どんな商品がありますか?

原田:今後はオリジナルブランドも展開していきたいなと思い、実験的に色々とやっていて、今日はその商品をスタジオに用意させていただきました。まずは、ハンドメイド商品を見てほしいです。子供用のベッドシーツやカーテンの生地を使って、日常生活で使えるようなトートバッグやクッションを作りました。

Celeina:こちらは原田さんがご自身で作られているんですか?

原田:地元の友達にそういったことが得意な方がいるので、頼んでいます。もしよろしければ、クッションとカバンを使ってみてください。

Celeina:一点ものですし、シンプルなお洋服のコーデのワンポイントとして、トートバッグはすごくいいですね。

タカノ:今日の服装にすごく似合っていて、完璧です。

兄弟でオリジナルブランドの立ち上げを目指す

Celeina:そして、もう1つ商品をお持ちいただいているようですね。

原田:僕の兄がハンドペイントをしていて、スニーカーに絵を描いたものです。今後は兄弟でオリジナルブランドを出せたらと思っていて、まずは試しに靴にペイントしてみました。

Celeina:上手すぎます。これがハンドペイントなんて。

タカノ:お兄様は何者ですか!?

原田:昔から兄は絵が上手かったんですが、それを活かすことがなかったんです。僕は子供の頃から兄の絵の才能を見てきたので、もったいないから世に出したいと思っていました。今後は、兄が描いたイラストのTシャツなども作れたらいいなと考えています。

Celeina:お持ちいただいたハンドペイントの商品は、VANSの白いスニーカーに描かれていますが、これは何の絵なんですか?

原田:アメリカのグラフティーからイメージしたものもありますし、あとは僕が大好きな1970年代の映画『ウォリアーズ』に出てくる、敵役のフューリーズを描いてほしいと兄に頼みました。

Celeina:「ROUND UP」に行けば、世界に1つの自分らしい1足が見つかりそうですね。

原田:そう言っていただけるとありがたいです。

Celeina:お店にはこのシリーズがいっぱいあるんですか?

原田:これを含めて今5足あります。

Celeina:じゃあ売れたら新しいのを入荷して、入れ替わるという感じですね。

原田:はい。浅草という土地柄、旅行に来た海外の方たちがいらっしゃるので、こういうのを見たらテンションがすごく上がるんですよ。でも海外の方は足が大きいので、サイズが合わないこともあるんです。

タカノ:なるほど。でも、観賞用にもいいですよね。

Celeina:今後はオーダーメイドもされるんですか?

原田:「こういうデザインをお願いしたい」と教えていただいたら、できます。

Celeina:私とタカノさんの顔をデザインしていただくのもいいですね!

タカノ:来日されたアーティストにも「ROUND UP」をおすすめしたいです。

原田:ぜひお願いします。

Celeina:さて、「FIST BUMP」はグータッチで繋ぐ友達の輪ということで、お友達をご紹介していただいています。どんな方をご紹介していただけますか?

原田:中目黒にある植物屋「moku」の代表の金田和希さんを紹介します。僕が芸人をしていた頃にYouTubeで番組をやっていたんですが、ジャンル問わず、僕が面白いと思うお店に取材へ行って、漫才を披露するという企画があったんです。それで「moku」さんへ行った時に、代表の金田さんと年齢が一緒だったこともあり、仲良くなって、今では飲みに行ったりもしています。植物の状態を確認するために、光や風、水は大事だと思いますが、「moku」は音で状態を把握するんです。

Celeina:新しいスタイルの植物屋さんですね。明日は中目黒の植物屋「moku」の金田和希さんに繋ぎます。今日は古着屋「ROUND UP」の原田秀樹さんをお迎えしました。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann

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