グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
4月25日は、ヴィンテージショップ「DIGNITY vintage&select」のさとみさんの紹介で、絵描きのNokkos.ことナカニシ・ユーヤさんが登場。「纏う絵画」のこだわりや、始めたきっかけについて伺いました。
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世界に1つだけの「纏う絵画」
Celeina(MC):昨日ご出演いただいたさとみさんからは、「絵画とお笑いを纏う自由人」とご紹介いただいております。
Nokkos.:滅茶苦茶なことを言っていただきました(笑)。
タカノ(MC):さとみさんとの付き合いは長いんですか?
Nokkos.:数年前に僕の部屋の隣でポップアップを展開されていて、覗きに行ったら仲良くなったんです。
タカノ:さとみさんとは偶然の出会いだったんですね。やはり気になるのは「纏う絵画」ですが、本日は作品をスタジオにお持ちいただいています。

Celeina:こちらはハリネズミが描かれたタートルネックのスウェットです。
タカノ:デザインされたイラストがなんとプリントではないんですよね⁉
Nokkos.:はい。洗濯もできる布用絵の具を使って1点1点描いています。
Celeina:写真を拝見した時、印刷だと思っていました。
Nokkos.:1番の褒め言葉です。
タカノ:ベージュの生地に女性の横顔が描かれたスウェットを手に取っていますが、色使いがすごく綺麗ですよ。
Celeina:全てが1点ものということですよね。
Nokkos.:油絵のように絵の具を何度も塗り重ねているので、本当に世界に1つだけです。
Celeina:1着制作されるのに、どれくらいの時間がかかるんですか?
Nokkos.:4、5時間で完成するかなと。今手に取っていただいているのは、浮世絵をモデルにした1着ですね。

タカノ:プレゼントにも良さそうです。
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「纏う絵画」が生まれるまで
Celeina:確かに、ハリネズミを飼っている方にはハリネズミのスウェットをあげたくなります。Nokkos.さんが絵を描くようになったきっかけを教えてください。
Nokkos.:在籍していた体育大学がアルバイト禁止だったので、お金がなくて。洋服に絵を描けば良いブランドに見えるんじゃないかという発想で10年前にスタートしました。
Celeina:制作を始める前に絵のご経験はあったのでしょうか。
Nokkos.:小中学校の図工ぐらいでしたね。
Celeina:すごい! 体育大学に通いながら絵を描かれているのは、究極の組み合わせだと思います。
Nokkos.:絵画とは正反対の大学だと思いますが、たまたま始めて、これまでずっと続けてこれました。
タカノ:「纏う絵画」というアイデアはどのように生まれたんですか?
Nokkos.:最初はすごく絵が下手だったんですが、段々と上達してきて。絵画に見えるんじゃないかなと思い、コンセプトとして「纏う絵画」と名付けたんです。
タカノ:絵を描かれる土台となるお洋服のこだわりを教えてください。
Nokkos.:絵の具自体はどの洋服にも使えるんですが、「このボディかわいいな」と思った古着などを1点1点選んでいます。

Celeina:こだわりが詰まったNokkos.さんの作品は、どちらで手に入れられるのでしょう。
Nokkos.:基本的には「BASE」で販売しています。あとは1、2カ月に1回のペースでイベントにも参加しているので、そちらでも購入していただけますね。