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NEWS EVENT SPECIAL SERIES

「Colorpointe」主宰のHinkは、独自の世界観で新しいバレエエンターテイメントを作る

2024.7.22

#STAGE

グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。

4月3日は、イベントやライブのMCを行っている瀬戸口俊介さんからの紹介で、バレエエンターテイメントカンパニー「Colorpointe」主宰のHinkさんが登場。Colorpointeの世界観の秘密や、好きなことを諦めずにやり続けるために大切にしている考えなどについて伺いました。

Colorpointeは音楽活動に加えて、自作のミュージカルの公演も行う多彩なグループ

Celeina(MC):まずはHinkさんのプロフィールからご紹介したいと思います。4歳からクラシックバレエを始め、バレエコースのある高校を卒業後、海外研修、バレエ講師、ミュージカル出演、タレント活動などを経て、2011年に主宰団体「Colorpointe(カラーポワント)」を立ち上げます。バレエと歌と物語を紡ぐエンターテインメントカンパニーとして、国内での公演の他、シンガポール、タイなど海外でのイベントにも多数出演。ミュージカル制作(脚本・演出・振付・作詞等)のほか、外部への振付、演出、さらには専門学校の講師を務めるなど、幅広く活動中です。

タカノ(MC):昨日番組に出ていただいた瀬戸口さんが「もっと話を聞きたかった人」とご紹介されていたので、掘り下げてお伺いしたいですね。

Celeina:Colorpointeは7人組のグループとして活動されていると思いますが、具体的な活動内容を教えてください。

Hink:大きく2つの柱で活動をしています。まずトゥシューズを履いたダンスボーカルグループとしてオリジナルの楽曲を作ってCDリリースやMV制作を行い、海外などでパフォーマンスをしたりしています。さらにバレエミュージカルカンパニーとしても活動していて、3、4年に1回オリジナルのバレエミュージカルを制作して、公演を行っています。

Celeina:メンバーの方は全員、歌と踊りと芝居をされるんですか?

Hink:踊りと芝居のみをこなすメンバーもいれば、ボーカルも担当できるメンバーもいます。

Celeina:みなさんそれぞれ、得意を活かしているんですね。

タカノ:劇団のような形でもあるということですよね。

Hink:最初は違う形態だったんですが、自分がやりたい世界観に近づけていったら今のような形になりました。  

Celeina:(ピアノのイントロが流れ始める)今、音楽が流れていませんか?

Hink:流れているのは2019年初演の『シュガーポットサーカス』というミュージカルのメインテーマ曲です。主役の女の子をイメージした曲なんですが、自分はいつも主役にはなれないけれど、ステージが好きで好きでたまらないという気持ちを歌った1曲です。

Celeina:スタジオに、こちらの公演のパンフレットもお持ちいただいています。

Hink:こちらは再演した2022年の時のパンフレットになります。デザインは、明日のゲストとして私が紹介する方が手掛けてくださいました。

Celeina:この演劇の脚本もオリジナルなんですよね?

Hink:はい、私が脚本を書いています。

タカノ:すごいですね! この世界観を0から作るというのは大変ですよね。

Colorpointeの世界観は、音楽やミュージカルへの深い愛から生まれた

タカノ:Colorpointeは2011年に立ち上げられていると思いますが、その経緯をお伺いしたいです。

Hink:もともとバレエ教室の先生をやっていたんですが、バレエとJ-POPや懐メロ、洋楽を掛け合わせたら絶対にショーとして楽しいだろうなと思っていたんです。それをちょっとした遊びで教室でやってみたら、「これだ!」とビビッと来て、そういった試みをしているカンパニーはないから、自分で作ろうと思ったのがきっかけです。なので、最初はトゥシューズを履いたダンスグループとして活動していました。

Celeina:ミュージカルという形に進化していったのはいつ頃なんでしょう?

Hink:ミュージカルは2019年にやっと始めました。ただ、ダンスボーカルグループをやっていた時から、おとぎ話のような、物語性を組み込んだ曲を歌っていました。

Celeina:なるほど、1曲1曲がミニミュージカルのような感じなんですね。

Hink:さらに、Colorpointeの曲はすべて、私が作った仮想世界「プラチナステラ」にある地図の中で行われていること、という設定なんです。

Celeina:待ってください。これはもっと話を聞きたいとおっしゃっていた瀬戸口さんが正解ですよ。

タカノ:時間が足りないですね。

Celeina:世界観を生み出すインスピレーションのもとは一体何なんでしょう?

Hink:小さい頃からディズニーや宝塚、ミュージカルなどに触れていたんですが、その中で、自分が好きな世界観についてどんどん考えるようになったんです。それが、自分の中にあるもう1つの世界になっていって、それを今は「プラチナステラ」と呼んでいるんです。誰の心の中にもある世界を作りたくて、全部やっています。

タカノ:世界を0から作るってとてもエネルギーがいることですよね。 

Hink:そうですね。わたしの作品やアートワークを見てもらって、誰かの救いや明日の力になればいいなと思っています。自分も音楽やミュージカルにそうやって救われてきたので。

「10年後から現在にタイムスリップしたつもりで生きる」ことで、なんでもできる気がしてくる

タカノ:Hinkさんは表現したいことを活動の中で体現されていて、ある意味好きなことと仕事が繋がっている部分があるんですかね?

Hink:まさにそうです。バレエの講師をするのも好きですし、好きじゃないのは書類作りくらいですね。

Celeina:好きなことを仕事にするというのはやはり難しい部分もついてくるから、それを乗り越えてはじめて好きな仕事ができるんでしょうね。

タカノ:これを聞いているリスナーの方にも、やりたいことがあるけれど一歩踏み出せない、みたいな方がいると思うんです。そういった方にHinkさんからなにかアドバイスはありますか?

Hink:私が決めているのは、10年後からタイムスリップしたつもりで今を生きるということです。例えば今私は40歳なんですが、50歳の時点からタイムスリップしたつもりになると、あと10年もある、若い! と感じられると思うんです。10年分をまた取り戻せたような気分になって、なんでもできるような気がしてくるんですよね。

Celeina:やりたいことをやる時間が増えたみたいな感覚になるんですかね。

タカノ:目から鱗の考え方ですね! 全人類が使える考え方ですよ。

Celeina:さて「FIST BUMP」はグータッチで繋ぐ友達の輪ということで、お友達をご紹介していただいています。どんな方をご紹介していただけますか?

Hink:アイドルの脚本、演出やプロデュース、運営などを行なっている、長田左右吉さんです。

Celeina:先ほどパンフレットの表紙を作ってくださったという話もありましたね。

Hink:ちなみに、長田さんがプロデュースしている男女2人組ユニット「電影と少年CQ」のメンバーもミュージカルに出演していただいたんです。

Celeina:長田さんは一言で表すと、どんな方ですか?

Hink:ロマンチストの変態です。

Celeina:今日はバレエエンターテイメントカンパニー「Colorpointe」主宰のHinkさんをお迎えしました。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann

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