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ギネス世界記録保持者のラッパー・PONEYは、生きてきた軌跡をフリースタイルで残す

2024.6.19

#MUSIC

グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。

3月7日は、映像ディレクターのウエノ・ジュリーさんの紹介で、ラッパーでギネス世界記録保持者の、PONEYさんが登場。トラブルに見舞われた全3回に及ぶギネス世界記録への挑戦や、ラップを始めたきっかけについて伺いました。

「いけるかも」と思ってスタートした48時間フリースタイルラップ

PONEY:(フリースタイルラップを披露)

タカノ(MC):いきなりフリースタイルラップで登場していただきました!

Celeina(MC):PONEYさんは山梨県出身のフリースタイルラップの達人で、2011年の『B-BOY PARK MCバトル』で優勝。2023年には48時間フリースタイルラップに挑戦し、ギネス世界記録に認定されています。48時間フリースタイルラップでギネス世界記録認定……、こちらはどういうことですか?

PONEY:読んで字のごとく48時間フリースタイルラップをし続けた記録が認定されて、現在ギネス世界記録を所持しています。

タカノ:48時間睡眠も食事もしないということ? どういった構成なんですか?

PONEY:基本的なルールは睡眠も食事も無しですが、1時間につき5分間の休憩を取って良いことになっています。初めて挑戦した時は、下調べが足りなかったので食事中やお手洗い中もラップを続けていました。実際にはする必要が無かったので、ルールを知ってからは「いけるかも」と思っていました。

Celeina:PONEYさん自身が難易度を上げられていたんですね。そもそもなぜギネス世界記録に挑戦しようと思ったんですか?

PONEY:2021年の夏ごろに地元の山梨県に戻った際、ダンスやラップ、HIP HOPの要素を取り入れた入場無料のイベントを企画したんです。そのイベントの告知として24時間フリースタイルラップを実施したら、多くの人に来てもらえると考えたのがきっかけでした。その後イベントを進める中で「24時間やるならギネス世界記録目指してみたら?」という話が出てきて、当時のギネス世界記録が33時間33分と遠くないように思えたので挑戦しましたね。

1人ではできないと気付き、周りの力を借りてギネス世界記録を達成

タカノ:ギネスの認定はどのような形で行われたんですか?

PONEY:全3回挑戦したんですが、大変でした。1回目はYouTubeのライブ配信で実施して、そのアーカイブを提出すればいいと考えていたんです。でも36時間のチャレンジを終えて、アーカイブのアップロードを待てども上がってこない。実はYouTubeの仕様上、12時間以上のライブ配信は残らないようになっていたんです。

Celeina:考えただけで震えます。

PONEY:その出来事を機にルールを改めて調べたら、48時間分のデータを残すほかにも、タイムキーパーが8人必要だったりとか、証拠になるものを沢山用意しなくてはいけなかったので、1人では達成できないと気づきました。そこで、『破天MCBATTLE』というMCバトルを開いていて、ネット配信にも強そうな、イザナギゲームズという会社の方々の力を借りようと思ったんです。ネット配信番組に出演させてもらった際に、イザナギゲームズが素敵なチームだと感じていたので、「お力をお借りできないでしょうか」と相談したら、社長さんが二つ返事で快諾してくださって。そういう経緯があって、イザナギゲームズの方にご協力いただいて、何とか達成することが出来ました。ありがたいことに、この挑戦の模様をドキュメンタリー映画化することになったんです。現在『48 Hours of LIFE』が配信されているので、チェックしてみてください。

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