グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
10月5日はYouTuberの小川海斗さんの紹介で、お笑いコンビ「ボシマックス」のカナやんさんとセイギさんが登場。二人が高校球児だった頃の思い出話や、カナやんさんの出身校である慶應高校が夏の甲子園で優勝したこと、お笑いの道へ進むことになったきっかけなどについて伺いました。
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東京六大学野球リーグのとある記録保持者、カナやん
タカノ(MC):ボシマックスのお二人、『M-1』1回戦通過おめでとうございます。
カナやん:ありがとうございます。先ほど2回戦の予定がアップされまして、ドキドキしております。よろしくお願いします。
セイギ:色んな緊張が重なっていますが、今日は全力で楽しみます。よろしくお願いします。
Celeina(MC): ボシマックスのお二人は慶應野球部の出身なんですよね。セイギさんは高校時代に甲子園に出場されているということで。
セイギ:高校2年生のときに甲子園に出場しています。僕は静岡高校出身で、その時は2日目の第1試合に出たんですが、3試合目が花巻東高校で、有名な小原大樹くんっていう。
カナやん:違う違う、花巻東は大谷翔平くんでしょ。2番手の左ピッチャーね。
セイギ:そっかそっか、大谷翔平くんか。
タカノ: 始まっていますね、漫才。
セイギ:大谷翔平くんと開会式が同じだったんです。そこで体見て、これは将来大物になるな、と思っていたんですけど、しっかりと大物になりましたね。
カナやん:当時から騒がれていたから。君が目をつけて売れたわけじゃないから。
タカノ: グルーヴ感ありますね。お二人ともピッチャーだったそうですが、最高は何キロぐらいですか?
カナやん:僕が右ピッチャーで143キロでした。
セイギ:僕は144キロです。
タカノ: すごいですね。
セイギ:カナやんは東京六大学野球リーグという大学のリーグの記録を持っているんです。まだ破られてないよな。
カナやん:まだ僕が持っているんですけれども。
タカノ: どんな記録なんですか?
カナやん:戦後最多失点という記録なんですけど。
タカノ: えー! ちょっと!
セイギ:18対0で慶應が歴史的大敗をしました。
タカノ: 悲しい記録だった。
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慶應高校が夏の甲子園優勝、現地で後輩を応援
Celeina: そんなお話の後で言いづらいかもしれませんが、慶應高校は107年ぶりの全国高等学校野球選手権大会優勝ということで。
カナやん:やってくれました。ありがたいです。先輩情けないことしかしなかったので。僕は高校も慶應なので、直属の後輩なんです。あの日吉台の球場で森林監督と野球をやっていたので、後輩が勝ち進んだということで、準決勝、決勝と甲子園に応援に行きました。
Celeina: カナやんさんが所属していた当時から、慶應の野球部って髪の毛を長くしたり、日焼け止めを塗ったりとかができたんでしょうか?
カナやん:僕は日焼け止めを塗っていたわけではないんですが、塗っている人もいたし、髪の毛も前髪で目が隠れるくらい長い人もいました。この話を慶應が甲子園優勝する前にYouTubeでしたんですが、その時に森林監督の話もしたんです。
森林監督は実は小学校の先生で、慶應高校の野球部の監督もやられているという珍しいパターンの方なんです。普段は小学生を相手に説明しているので、高校生相手でも1から丁寧に教えてくれるということをそのYouTubeで話したら、慶應が優勝したタイミングでその部分をネットニュースに取り上げられたんです。ただ切り抜かれ方が、ちょっとdisってるみたいになっていたんで、ここで訂正させていただきたいなと(笑)。
Celeina: さあここで1曲お送りしたいと思います。セイギさんに、この時間にラジオでみんなで一緒に聴きたい曲を選んでもらいました。どのような曲でしょうか?
セイギ:夕方にぴったりな、僕の背中を押してくれた曲です。ONE OK ROCKで“キミシダイ列車”。
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野球一本の生活から芸人一本の生活へ
Celeina: お笑いコンビ「ボシマックス」のセイギさんが選曲してくれました、お送りしたのはONE OK ROCKで“キミシダイ列車”。こちらはなんで選曲してくださったんですか?
セイギ:大学時代に肩を壊してしまったんですが、その時にこの曲に勇気を貰って4年間頑張れたという思い出の曲なんです。
Celeina: 先程は野球の思い出を色々と伺いましたが、そこからお笑いの道に進まれたきっかけは何だったんですか?
セイギ:僕ら、大学が好きすぎて5年間通っていたんですよ。
カナやん:違う違う、好きすぎて通ったみたいな言い方したけど、シンプルに単位が足りてなくて留年しただけ。
セイギ:そうだった、留年していました。4年間毎日野球をやっていたんですが、5年目になって練習も何もなかったので暇だったんです。それで、二人で野球部の出し物とかで漫才をやったりもしていたので、「やってみる?」と声をかけたら、「俺もそういう気持ちだったよ」と熱い言葉が。
Celeina: カナやんさんは実際どうだったんですか?
カナやん:「やろっか」ぐらいの感じでした。
タカノ: そんな美談じゃなかった(笑)。
Celeina: 最初は会社員として働きながら芸人をされていたんですよね?
セイギ:そうですね。僕は9月末までANAで、経営戦略に携わっていました。
カナやん:僕がネタを考えている一方で、セイギは企業の経営を考えているというコンビだったんです。
セイギ:10月1日に会社を辞めたので、つい最近芸人一本になりました。
Celeina: すごいタイミングでお越しいただきました。
タカノ: さっき曲が流れている間にも話したんですが、GRAND MARQUEEも2年目ということで、だから同期じゃない? みたいな。
セイギ:同期ですね。
カナやん:同期なのかな? めっちゃ先輩ですよね。
セイギ:同期ライブでもやりますか。
タカノ: ライブやりますか。公開収録も兼ねて。
Celeina: いいんじゃないですか。
タカノ: 現在お二人はワタナベエンターテインメント所属ということですが、木曜日に「BACKPACK TOKYO」というコーナーでレポーターを務めているデンコーセッカの柳ガリちゃんは先輩ですか?
カナやん:大先輩です。先ほど「聴いているよ、頑張れよ」と連絡もいただきました。
セイギ:デンコーセッカのお二人は本当に優しくて。ライブの時に一発ギャグをやらなきゃいけないことになって、一緒に親身になって一発ギャグを考えてくださったんです。あの時の時間がなかったら今の僕はここにいないです。
Celeina: 最後にガリさんに向けてメッセージいただきましょうか?
セイギ:ガリさん、いつもお世話になっています。本当にガリさんがいなかったら、今ここに立ってないですし、いつも優しくしてくれてありがとうございます。これからもぜひ一緒に、一緒に人のことを楽しませられたらいいなと思っています。よろしくお願いします。
Celeina: ありがとうございます。「FISTBUMP」、本日はお笑いコンビ「ボシマックス」のカナやんさんとセイギさんをお迎えしました。ありがとうございました。
GRAND MARQUEE
J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann