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建築家が語る東京タワーの魅力
Celeina:橋本さんが東京の街を見て、この建築物はカッコ良いなって思われるの、あったりしますか?
橋本:東京タワー。
Celeina:おお! 見えますね、ここから。
橋本:今や他の建物が高くて小さく見えますけど、私も地方出身なので、東京に来たなという象徴的な建築物でありつつ。隣の建物とかは色々デザインされていますけど、東京タワーは要らないものがついて無い感じがして。
Celeina:シンプルイズベスト。
橋本:それでいてなんか懐かしいような雰囲気纏っていて。カッコ良いなと思います。
タカノ:懐かしさとか温かみみたいなものを感じますもんね。安心感というか。
Celeina:橋本さん、お仕事の話を色々と伺ってきましたけれども、お忙しいと思うんですよ。そんなお仕事がはかどるためのリフレッシュとか趣味の時間って、何か特別やっていることありますか?
橋本:本当にいけないと思うんですけど、趣味がなくて……(笑)。でも、自分の事務所を開く前に、アフリカに最初の人類の骨を掘りに行ったりしたんですけど、そういう人類学とか考古学とか、そういうことが結構好きです。古い神社を巡ったりとか。

タカノ:いや、最初の人類の骨を掘りにアフリカに行くとか、好きを超えてますよ(笑)。
橋本:ほかにも洞窟画を見に行ったり、また仕事とは関係ない絵を描いたりっていうことは、今でも、時間があったらしたいですね。
Celeina:歴史をたどるという。
タカノ:お仕事につながりそうですよね。
橋本:人はなんでそこに絵を描いたのかとか、なんでそこで生まれてそういう生活してたのかということ、結局人に興味があるっていうんですかね。そんなことだと思います。
Celeina:人に興味がある。
タカノ:この話を聞いて、また橋本さんの建築を見たいですね。
Celeina:深みが増しますよね。
タカノ:リスナーの皆さんも、ぜひ橋本さんのホームページを見てみてください。
Celeina:「FIST BUMP」今日は、建築家の橋本尚樹さんをお迎えしました。どうもありがとうございました
橋本:ありがとうございました。
