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2025年アカデミー賞まとめ インディー映画の躍進、社会派作品への注目

2025.3.21

#MOVIE

生前のデヴィッド・リンチのフェイバリット『教皇選挙』

脚色賞『教皇選挙』

追悼ステージは、急逝したジーン・ハックマンや『ハリー・ポッター』シリーズのマギー・スミス、そしてデヴィッド・リンチ監督等に贈られた。監督作の常連であったイザベラ・ロッセリーニは、出演作『ブルーベルベット』の衣装をオマージュした蒼いガウンで式典に参加した。

生前のリンチも気に入っていたという『教皇選挙』(2025年3月20日公開)は、急遽行われた新教皇を決める選挙で疑惑や陰謀が渦巻くサスペンス。コロナ禍以降、映画館から遠ざかっていた年長層を惹き込んで1億ドルの興行収入を達成した大人のドラマだ。

残念ながら受賞に届かなかった候補も、次のアワードシーズンで活躍するかもしれない。『ウィキッド ふたりの魔女』の続編『Wicked : For Good』では、シンシア・エリヴォとアリアナ・グランデの歌曲賞にも期待できる。『名前もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』(公開中)でボブ・ディランを演じたティモシー・シャラメは『Marty Supreme(原題)』で卓球選手マーティ・リースマンを演じる予定だ。

次回のノミネートが期待される大作としては、マイケル・ジャクソン伝記映画『Michael(原題)』が挙げられる。ショーン・ベイカー監督が鼓舞したように、ぜひ映画館で鑑賞しよう。

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