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「自由になるために“考えないこと”へ憧れている」(加藤)
─お2人はMIZでの活動において「考えない」というスタンスを保っていますよね。それは表現の自由や居場所を崩さないために意識しているものなのでしょうか?
加藤:普段は考えすぎてるんです、多分。だから自由になるために「考えないこと」へ憧れているというか。
玉置:俺も一緒。自分のことも他人のことも考えすぎるタイプなんです。だから「思考をシンプルにしないとパフォーマンスが落ちてるのでは?」って考える機会が増えてきて。一旦傷ついてでも、色々考えないタームが必要なんじゃないかと。

玉置:何というか……配慮が行き届いてなくても大丈夫な場合があると思ったんです。あとは怒られてから考えるとか、それで良いんじゃないかって。台東でのレコーディングでも、いつもだったら「どう思う?」みたいに成順の気持ちを考えながらコミュニケーションをとって、落としどころを作るはずの場面で、「海に行ったら曲作れそうだわ、行こう!」って言って(笑)。そんなことしないんです、普段の俺は。
加藤:その次の日に朝起きたら周啓が笑顔だったんだよ、なんかすげぇ覚えてる(笑)。素の感じが見えるようになったのが嬉しい。
玉置:東京だと考えすぎてるから朝から不機嫌なんですけど(笑)。シンプルに笑えなくて。
さっき撮影の時に、成順がカメラマンの方に「笑顔が素敵ですね」って言ってたけど、俺もこんないい笑顔の人、久々に見たなと思って。カメラマンの人も「仕上げなきゃ」とか、「どうやって盛り上げようかな」とか考える人も多いと思うけど、公園来たのかなってくらい笑顔で(笑)。そういうのが欲しくなるんです。
でも、東京だともう手に入らないんじゃないかな……とか思っちゃうので、そういう素の笑顔でいられる場所を広げたいっていうのはあるのかもしれないですね。

─今後のMIZで描いている展望はありますか?
加藤:んー、目標とかはないですね。やりたいことを常にやってる感じなんで。
─今後行きたい場所はありますか?
玉置:ヨーロッパに行ってモンマルトルの丘でギターを弾いてみたいとか、そういう超原始的な欲求はあります。ただMIZとしては海外にこだわらなくてもいいし、何なら屋外でレコーディングしなくてもいいかなって思います。
お客さんが「え、環境音が入ってないんだけど? 裏切られたんだけど?」みたいに思う可能性もあるけど、そういう自由さは常に持っていたいというか。「聴けば景色を思い出す」っていうコンセプトからブレなければ、表現方法が変わっても全然いいんじゃないかな。

MIZ『轉角民宿』

発売日:2026年4月8日(水)
品番: PECF-3304
定価:¥3,300 (税抜価格:¥3,000)
形態:CD & 配信
収録曲:
1.山道
2.とびうおのうた
3.ビーバー
4.恋の味
5.轉角 feat. Ami Tseng
6.暑中見舞い
7.Yaku-Yaku Buscemi
8.丘
9.鰐町
10.森の遊び
『MIZ「轉角民宿」発売記念公演』

日程:2026年5月6日(水・祝)
開場:東京・草月ホール
OPEN 16:30 / START 17:30
TICKET: ¥4,500 (全席指定)
https://t.pia.jp/pia/artist/artists.do?artistsCd=I4030047
●チケット一般発売:2/21(土) 10:00~
チケットぴあ、イープラス、ローソンチケット各プレイガイドにて発売中