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NEWS EVENT SPECIAL SERIES

Noridogam×mei ehara対談 「ゲーム音楽」と孤独が繋ぐ日韓インディの感性

2026.3.16

Noridogam “Hazard Course”

#PR #MUSIC

国境に縛られず「音楽そのもの」によってつながる関係

―Noridogamの音楽には、日本のミュージシャンから受けた影響も多いと聞いています。ご自身では、その影響が具体的にどのような部分に表れていると感じていますか?

チュンチュ:日本のミニマルなバンドサウンドや、1970年代の「レコーディングの黄金期」が生み出した、派手ではないけれど洗練された音像。そういった要素に、強く影響を受けていると思います。

―先日の来日時には、細野晴臣さんのライブを観に行かれたそうですね。

チュンチュ:細野さんの『はらいそ』(PARAISO)は、自分にとって人生で大切なアルバムの1つなので、ライブで聴けて本当に光栄でした。細野さんは、年齢を重ねた今でも、演奏や歌の実力に衰えを感じさせず、改めて「本当に偉大なミュージシャンなんだな」と実感しました。

韓国には、いわゆる「インディ音楽の系譜」と呼べるものがはっきりしておらず、細野さんのように長く活動を続けてきた先輩ミュージシャンは、決して多くありません。そんなこともあって、私にとって近くに(または”身近に”)感じる偉大な先輩ミュージシャンというと細野さんだと思っています。長年にわたって活動を続けながら、ミュージシャンとして自分自身を証明し続けていること、そして音楽的なレンジの広さは、僕にとって本当に大きな支えであり、学びになっています。

―日本のアーティストとのコラボレーション楽曲を発表することは、そんなチュンチュさんにとってどんな意味を持っていますか?

チュンチュ:韓国のインディ音楽シーンは、決して大きいとは言えません。もちろん、僕自身は韓国のリスナーと最も近い関係にありますが、海外のリスナーやミュージシャン仲間を、「外国人」か「自国の人」かというふうに分けて考えたくはありません。自分にはミュージシャンとして、国境に縛られない活動をしていきたいというビジョンがある中で、日本は隣国であり、「仲間の国」だと感じています。

そもそも「韓国と日本」ではなく、「音楽そのもの」によってつながる関係を目指していて、その最初の1歩が、meiさんとのコラボレーションでした。これからも彼女との関係を大切に続けていって、会うたびに気軽に話せる友人でいられたら嬉しいです。そして、また新しい仲間と新しい表現を作り上げられるような関係を築けるよう努力したいと思います。

―お2人それぞれ、今回のコラボが今後の活動に活かせそうだと感じていることはありますか? この協力関係が、これからの音楽活動にどのような影響を与えそうかも含めて教えてください。

mei:まず、英語で歌詞を書くということ自体、私にとって初めての経験だったので、とてもいい体験になりました。海外のリスナーに、日本語で歌っている私の音楽がどう受け取られているのか、正直いまだにはっきりした答えは出ていないんです。

今回のコラボが、自分の音楽の中で「歌がどんな役割を果たしているのか」を改めて考える機会になったと思います。そして、もし自分が変わりたい、変化をつけたいと思ったときに、それをどう実現させていくのがいいのか、ということも考えるようになりました。

チュンチュは「自分の世界を広げたいから英語で作詞した」と言っているのですが、私は自分で英語詞を書きたいと思ったことがこれまでなかったので、そうしたやり取りの中で、自分の考えが変わったり、新しく考えるきっかけをもらえたりしたのがすごく大きかったです。声をかけてもらえて、本当に良かったなと思っています。

この経験を踏まえて、また新しいことに挑戦していきたいですね。ライブもぜひ一緒にやりたいですし、もしまた何か新しいことがあれば、ぜひ声をかけてほしいです。

チュンチュ:ライブでの共演は、ぜひ実現させたいですね。今後また別の制作の機会があれば、今回はmeiさんに助けてもらった分、今度はmeiさんの力になれたらいいなと思います。このコラボレーションをきっかけに、自分の活動の幅が広がったり、より多様な表現に挑戦している姿を見せられるのではないかと思っています。

Noridogam『TRUTHBUSTER』

3月18日(水)リリース
Artist : Noridogam ( ノリドガム )
Tittle : TRUTHBUSTER ( トゥルースバスター )
Label : ormdstudio / AMUSE (Less+)
DSP Link:https://lnk.to/0318NoridogamAmuse04

『Noridogam Live at 能楽堂』

出演:Noridogam / Special Guest : mei ehara
日程 : 2026年 5月9日(土)
料金:adv.¥6,000 door. ¥6,500
時間:Open 16:30 Start 17:00
会場 : 銕仙会能楽研修所2F能楽堂本舞台
住所 : 東京都港区南青山4丁目21−29
主催:CUEW

■チケット情報
https://ticketme.io/event/ticket/c7204fdc-2f7c-4b52-8142-75de09e6c983/2ca69a59-041c-4ca7-9df6-ec855e73f4b8/

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