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GEZAN・マヒトが武道館という「形式」を借りる理由。最後に本当の意味で残るものとは

2026.3.7

#MUSIC

GEZANのライブは「生きてる感じ」があるのと同時に、めちゃめちゃ「死んでる感じ」がする。(floatan)

floatan:それで、ライブを観るたびにすごい長い文章を書いて。あれは書かずにいられないから書いてるんですけど、書いた後、自分で読むのが面白いんですよね。私が書いてたのかも、もはやわからない。何なのかなこの文章、みたいな。

そうやって時間を経て気づいたことがあって。GEZANにもいろいろなファンの人がいると思うんですよ。古くからのファンも、ロック好きも、あとは何かマヒトさんに対する疑似恋愛みたいなものや、ただ憧れを抱いている人もいると思う。自分の場合はどれもちょっとずつあるのかもしれないけど、どれでもないな、みたいなことをずっと考えていたときに、GEZANのライブで何が一番好きかというと、めちゃめちゃすごい熱量で「生きてる感じ」があるのと同時に、めちゃめちゃ「死んでる感じ」がして。そこに引き寄せられてることに気がついたんです。そういう、生きながら死んでいるみたいな感じがするライブには、出会ったことがなかったから。超プリミティブな民族音楽だったり、全く商業性のないような音楽だったらそうなり得るのかもしれないけど、バンドの演奏でその感覚になるっていうことに興味を持ちました。

floatan:そうすると「魂」の話をせずにはいられない。私は血が赤いのと同じくらい当たり前に、「魂」っていうのが体と重なっていると思っているし、それは知覚もしているから、GEZANのライブは魂の目で観るっていう感じがしているんです。そしてGEZANは、魂を使って演奏や活動をしているんじゃないかって。メンバーが変わって、ロスカルさんとかヤクモアさんとはオーディションで出会っていったじゃないですか。多分マヒトさんの魂の目とか、鼻、嗅覚みたいなのが、匂いを嗅いだんだろうなと思ったんですよね。

マヒト:「魂」の話に全部なっちゃうっていうのはもちろんその通りで。ただ、魂って言葉を使わずにどう話すかっていうのが実は結構重要だと思う。音楽にしろライブにしろ、自分の中のルールでは、一応その言葉を使わない。魂って言葉を使うともう下津(光史)になっちゃうから(笑)。下津はもう常に魂しか言わないし、確かに全部、かたがつけられるんだけどね。

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