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J-WAVEが貫く「選曲」の美学。ディレクター陣と語る、ラジオと音楽の新たな関係

2026.2.3

J-WAVE

#PR #MUSIC

生放送にのみ宿る、日常に寄り添う「安心感」の本質

ーradikoやポッドキャストの普及によって、そういった聴取スタイルも変わってきています。

朝倉:ラジオがどうこう以前に、生活スタイルが多様になっていますよね。朝起きる時間でさえ多様になったと思います。ラジオとしては、朝の時間帯の聴取率がどんどん上がっていっているんです。

特に顕著だったのはコロナ禍の頃で、通勤、通学時間がなくなったことによってピーク時間がズレたことがありました。radikoによって、そういった聴取状況は把握しやすくなってます。

朝倉:ポッドキャストについては、ラジオリスナーとポッドキャストユーザーは重なっている部分もあれば、違う部分もあって。ポッドキャストユーザーに合わせてラジオ側が何かを思い切って変えたかというと、そうではないです。あくまでもラジオはラジオとして、オンエア主体でその日の空気感含めて表現するのが第一義であると。

J-WAVEのポッドキャストを聴いてもらえるのはもちろんありがたいですが、ラジオとはまた別のコンテンツとして提供しています。録音番組だと音楽を使った細やかな演出もできるんですが、ポッドキャストでは権利上難しいですし。

ーラジオとポッドキャストは同じ音声コンテンツであっても、本質的な特性が違うわけですね。

朝倉:ポッドキャストで表現出来ないものとして、ラジオにとって生放送はとても重要だと思います。天気の情報なども込みで、「その時」を共有できるので。

J-WAVEのリスナーは番組名よりも「J-WAVE聴いてます」とおっしゃる方が多いんですよ。もしくは「ジョン・カビラさんのあれ、聴いてます」とか(笑)。それくらい日常にあるものなんです。「今週聴き逃しちゃったからどうしよう」みたいなことではなく、いつもの時間にJ-WAVEを流せばいつもの声といい音楽が流れてくるという安心感にひとつの本質があるんじゃないかと。

ーYouTubeを使えば限りなく生放送に近いことが個人で可能です。どこに違いがあるのでしょうか?

朝倉:メディアという言葉の語源はラテン語の「medium」、中間という意味なんです。つまり、物事の当事者とそれを伝え聞く人の中間に存在するものなんですよね。ということは、必ず何かの編集が入るんです。

ラジオは台本もあるし、音の演出もしているので、1人の思いだけでは完成しない。音楽は1曲1曲それぞれ音量や音圧が違うので、「J-WAVEっぽい音」で放送できるようにミキサーが全て調整しています。ナビゲーターの声が放送で直接リスナーに届いているように見えて、ディレクターやミキサーの職人技が込められているのがラジオなんです。これはJ-WAVEだけじゃなく、各放送局が切磋琢磨してやってきた結果だと思います。

ースマホの前で1人で配信するのは、原理的にメディアではないという。

朝倉:最近「ソーシャルメディア」という言葉が使われていますが、これが意味する「メディア」と、私たちが指している「メディア」にはズレが生じていると思います。そういう点では、「ラジオはメディアである」と自信をもって言えますね。

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