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蓮沼執太が仕掛ける「音を視る」実験
本イベントは渋谷のSpotify O-EAST、duo MUSIC EXCHANGE、東間屋の3会場を回遊するサーキット形式で行われるが、duo MUSIC EXCHANGEは会場に2つのステージを設け、音楽家・蓮沼執太がキュレーションする『HEAR HERE -GATHERING 3』を行う。

『HEAR HERE GATHERING』とは、2025年に大きな話題を呼んだ展覧会『坂本龍一 | 音を視る 時を聴く』や『sakamotocommon OSAKA 1970 / 2025 / 大阪 / 坂本龍一』でも実施した、蓮沼執太が提唱する「環境としての音楽」「聴取の実験」をテーマにしたプロジェクト。

今回、蓮沼執太のステージには、No Busesとしても活動中の近藤大彗によるソロプロジェクト・Cwondoと、注目の音楽家、コンポーザー・野口文が出演する。
また、3人組バンド・D.A.N.らを迎え、ライブハウスという空間を「音を体験するインスタレーション」のように変容させるという。

D.A.N.が追求するミニマルメロウなサウンドと、蓮沼の現代音楽的なアプローチが交錯するとき、そこには「ライブ」の定義を拡張するような体験が生まれるだろう。これは、晩年の坂本龍一がこだわった「音を視る、時を聴く」というテーマへの、次世代からの回答とも言える。
その他にも、ニューウェーブテクノポップで注目のバンド・LAUSBUB、アンビエントシーンを牽引するchihei hatakeyama、東京やロンドンで活躍するDJでコンポーザーのAbiu、『RADIO SAKAMOTO』のオーディション企画でも常連のフィールド音楽家・midunoなど、鋭利な感性を持つアクトが集結。