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青葉市子、小山田圭吾、U-zhaan。「不在」を彩る共鳴者たち
第2弾発表でアナウンスされた青葉市子 with 小山田圭吾 & U-zhaanは、往年のファンにエモーショナルな瞬間をもたらすだろう。

青葉市子の才能を坂本は早くから認め、2013年には、「青葉市子と妖精たち」名義で、共に作品を制作していた。彼女の活動は今や世界中に広がり、言葉の壁を超えて聴衆を魅了している。そこに加わるのは、YMOのサポートやSKETCH SHOW、METAFIVEとしての活動などを通じ、坂本龍一の「右腕」とも言える信頼関係を築いてきた小山田圭吾(Cornelius)。そして、タブラ奏者として唯一無二のポジションを築き、坂本龍一との即興演奏でも数々の名演を残してきたU-zhaanだ。
青葉市子と妖精たちのアルバム『ラヂオ』には、青葉市子の他に坂本龍一、細野晴臣、小山田圭吾、U-zhaanが参加している
さらに、ロンドンを拠点に活動する小袋成彬の出演も重要だ。R&Bやエレクトロニクスを横断する彼の内省的かつ先鋭的なサウンドデザインは、孤独と向き合いながら普遍性に到達しようとする試みであり、坂本龍一のソロワークスに通じる哲学を感じさせる。

また、アカデミックなジャズの素養を持ちながら、King Gnuの常田大希が主宰するPERIMETRONやWONKのメンバーとしても活躍する音楽家・江﨑文武、独創的なサウンドで韓国電子音楽シーンを牽引するKIRARAなど、出演者がそれぞれの「文脈」で坂本龍一と接続している。

