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NEWS EVENT SPECIAL SERIES

大宮盆栽美術館でVRゲームを体験レポ。ベッドタウン・さいたまの潜在意識に向き合う

2026.1.20

空想するさいたま

#PR #ART

手軽なお土産も。編集部も夢中になった盆栽販売所

販売所の様子

美術館の駐車場内には、大宮盆栽協同組合の共同販売所が設けられている。1,000円台のお手頃なものから、床の間に直行できそうな立派なものまで揃っており、見ているだけでもワクワクしてくる。ちなみに当日の取材班は、3人中2人がここで鉢を購入して盆栽デビューを果たした。盆栽美術館&共同販売所の魅力発信力、恐るべし!

館内のミュージアムショップで販売されていたオリジナルサイダー「大宮盆栽だー!!」(税込220円)をプハッとやりながら帰路につく。このだいぶ攻めたネーミングといい、VRゲーム作品の展示といい、つくづく盆栽カルチャーの面白さを伝えようとする貪欲さを感じる。

堂々たるオーラにすっかり魅せられてしまい、筆者のスマホの待受画面は、現在あの蝦夷松 銘『轟』である。さいたま市大宮盆栽美術館では1週間ごとに展示される鉢が変化するそうだから、今度訪れた時にはまたどんな出会いがあるのか心が躍る。もしも同じ鉢と向き合ったとしても、盆栽は完成のない生きた彫刻だから、そのたびに違う表情を見せてくれるに違いない。そして深く対話していく中できっと、職人さんが言っていた「樹木そのものの佇まいの美しさ」だって、もっと鋭敏に感じ取れるようになるのではないだろうか。こんなリッチかつ深遠な文化芸術の聖地だなんて、本当にいいなあ、大宮。

アーツカウンシルさいたまによる文化発信プロジェクト「空想するさいたま」は、今後も続いていく。2026年度以降は切り口を変えて、デジタル作品そのものではなくキュレーションプランの伴走支援を行う予定だという。それはつまり、来年度さいたまにてちょっと意欲的で面白い展覧会が開催される、ということ! 果たしてその題材は「盆栽」なのか、「鉄道」「人形」「漫画」なのか、それとも未だ私たちの知らない、また別の魅力なのか。期待に大いに胸膨らませながら、続報を待ちたい。

さいたま文化発信プロジェクト「空想するさいたま」『夢をみる、さいたま、仮に』

日時:2025年11月21日(金)~12月3日(水)11:00~15:30
※11月27日(木)を除く。

会場:さいたま市大宮盆栽美術館(埼玉県さいたま市北区土呂町2-24-3)

※アクセス:JR宇都宮線「土呂駅」東口より徒歩5分、東武アーバンパークライン「大宮公園駅」より徒歩10分

作家:徐 秋成 / ジョ チウチェン / Xu Qiu Cheng

対象:7歳以上(13歳未満は保護者の同伴・同意が必要です)

定員:一度につき2名まで体験可(体験時間は15分程度) 

費用:無料
※さいたま市大宮盆栽美術館の観覧は、別途観覧料が必要です。

申込み:不要・当日先着順
※混雑状況によって整理券を配布する場合や、終了時間前に受付を終了する場合がございます。

「空想するさいたま」とは
当事業は、2023年度に東京藝術大学キュレーション教育研究センターと共同で、さいたま市の文化資源である「盆栽・漫画・人形・鉄道」から着想したデジタル作品プラン・キュレーションプランの公募を行い、入選したプランについて、アーツカウンシルさいたまが伴走支援しながら作品を制作するプロジェクトです。

また、実現した作品は、市内外に発信することで、さいたま市の新たな魅力を開拓します。

協力:
さいたま市大宮盆栽美術館、東京藝術大学キュレーション教育研究センター

令和7年度 文化庁 文化芸術創造拠点事業

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