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中国生まれ日本育ちのSSW・Gen Kakonインタビュー 音楽を武器に「架け橋」を目指す理由

2026.1.23

Gen Kakon

#PR #MUSIC

「日本語は第一言語ではないけど、自分が書く日本語の歌詞の響きを大切にしたい」

―ご自分で作詞や作曲をやり始めたのは、どんなきっかけがあったんですか?

Gen:高校を卒業した後に音楽の専門学校に行ったんですけど、そこで初めて自分の曲を作りました。そもそも、僕をバンドに誘ってくれた高校時代のクラスメイトと同じ専門学校に通って、一緒に住んだりもしたんですけど、結局、そのまま音楽活動は一緒にやれずで。そういうのもあって、人に頼っている自分から離れたかったんですよね。で、「曲も自分で作ってやろう」と思って。

学校を卒業する半年前に、オリジナル曲のコンテストがあったんです。それまではずっとシンガーとして、カバー曲で別部門のコンテストに出ていて、そこでは何回か優勝もしていたんですけど、作詞作曲でも優勝できたら、これからも音楽をやっていける自信になるかもしれないと思って。逆に、そのコンテストで優勝できなかったら音楽は辞めよう、くらいの覚悟もありました。結果、優勝できたんです。

―すごい。

Gen:でも、賛否両論だったんですよ(笑)。「なんだ、この音楽?」という声もあって。そのとき作ったのが僕の人生の1曲目なんですけど、その曲は日本語も中国語も英語もぶち込んだ、Queenの“Bohemian Rhapsody”に影響を受けた曲だったんです。ロックもヒップホップも入って、ラップもしている、そんないろんなジャンルが混ざった曲で。

それで、学校の先生の意見が分かれたんですよね。「意味が分からない」と言う人もいれば、「新しい世代の音楽だ」と言う人もいて。でも、その曲で優勝できたからこそ、自分はシンガーソングライターになれました。

―その最初に作った曲は、ご自身の中にある様々なアイデンティティを入れよう、という意識で作った曲だったんですか?

Gen:そうです。あの曲は、聴く側がどう思うか? ということも考えていなくて。とにかく「これが俺だぜ」と言えるものを出さないといけないと思っていましたね。

―では、今、曲を作るときに大切にされていることはどんなことですか?

Gen:「僕が書く日本語の歌詞」であることですね。僕は、生まれは日本ではないし、日本語は第一言語ではないけど、これからも日本で生活していくし、日本で育てられた人間で。そういう人間として、自分が書く日本語の歌詞の響きを大切にしています。あと、自分のカルチャーのバックグラウンドも含めて、「新しさ」を感じさせるものであること。この2つを今は大切にしています。

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