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多摩川で無料開催『TAMARIBA2025』。DIYで作られた水辺直結フェスの見どころは?

2025.10.17

『TAMARIBA2025』

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行楽の秋も深まる11月2日(日)、3日(月・祝)の2日間、入場無料の多摩川リバーサイドフェスティバル『TAMARIBA2025』が開催される。小田急線「和泉多摩川駅」から徒歩5分の和泉多摩川河川敷が、フェスの舞台へと姿を変え、音楽ライブやフェスならではのフードはもちろん、屋外での映像作品の上映会や、多摩川ならではのアクティビティも楽しめる。

2016年にスタートした『TAMARIBA』は、初年度に3,500人だった来場者も、いまでは18,000人が集まるビッグイベントに成長。今年は、2026年2月に日本武道館公演が決定している藤原さくら、『FUJI ROCK FESTIVAL 2025』にも出演した眞名子新をはじめ、気鋭のミュージシャンも出演予定だ。

フェス好きはもちろん、子どもやファミリー層まで、幅広い世代が一日満喫できるコンテンツに期待が高まる。そんな『TAMARIBA2025』について、インタビューで得た主催者の言葉も交えながら、見どころを紹介していこう。

狛江市の有志がDIYで作り上げる無料のローカルフェス

『TAMARIBA2025』のテーマは、「River flows,Life slows」。川とともに時を過ごし、心がほどけていく。そんな『TAMARIBA』での体験を思い描けるようなフレーズだ。

「入場無料の水辺ローカルフェス」を掲げる『TAMARIBA』の舞台となるのは、東京都狛江市の多摩川河川敷。映画『ソラニン』など、多くの映画やドラマの舞台にもなった場所で、かつてはバーベキューや花火を楽しむ人で活気があったが、多くのアクティビティが禁止され、人足が遠のいたという。

そんな多摩川を「もう一度多くの人が楽しめる場所にしたい」、そう考えた有志が集まり、『TAMARIBA』を主催する地元のプロボノチーム「comaecolor」が2016年に立ち上がる。飲食や建築・都市、アパレル、デザイン、音楽など、様々な分野のスペシャリストが揃う多様性のあるチームが、地元狛江市を盛り上げようと動き出した。

『TAMARIBA』の原型となったイメージ

メンバーたちは本業の傍ら、多摩川の良さを伝えるために活動し、2016年に完全にDIYで『TAMARIBA』の開催を実現。初年度から入場無料にこだわり、来場者からのドネーションで運営を続けている。支援の額が10万円、50万円と増えていくに連れ、出演アーティストの幅が広がり、トイレを始めとする設備が整うなど、少しずつイベントが発展してきた。

『TAMARIBA』を主催する山本雅美さんはこう語る。

山本:日本でも2番目に小さい市である狛江はマイナーな街かもしれませんが、緑も川もあり、ミュージシャンや映画関係の人も多く暮らす住みやすい街です。その魅力があまり発信されていないので、「狛江の財産でもある多摩川を盛り上げたい」という思いで活動しています。『TAMARIBA』は、「緩く・無料で・続けられるところまで」というスタイルを大事に開催を続けてきました。入場無料ですし、駅から徒歩5分とアクセスも良いので、世代を問わず多くの方に楽しんでいただけると思います。

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