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古舘佑太郎、HANAレビュー。元バンドマンが「ノノガ」で取り戻した「自分らしさ」

2026.3.23

#MUSIC

文字通り「アルバムをめくるように」聴いた『HANA』

そんなHANAの1st アルバム 『HANA』が満を持して2月23日(月)にデジタルリリースとなり、すぐに聴いた。本作は昨年の快進撃をそのまま時系列通りに体現しているアルバムとなっている。1曲目は最終審査の課題曲でもありファンにとって思い入れのある“Drop”から始まり、まるでスナイパーのように僕らの心を射抜いたデビューシングル“

ROSE”、“Burning Flower”では来たる灼熱の夏を煽ったかと思えば、初のラブソング“Blue Jeans”で僕らを甘酸っぱく裏切った。5曲目“BAD LOVE”ではジャンルの鎖を自分たちで解き放つかのような豪快なロックナンバーが鳴り響き、続く“My Body”では力強いメッセージを鮮やかなポップスで昇華させ、“NON STOP”はおそらく彼女たちにしか生み出せないヒップホップ調のクリスマスソングとなった。

曲順に沿って聴くと、昨年の記憶が文字通りアルバムをめくるように思い起こされた。新曲に触れるたび驚かされ、心踊らされ、歌詞を聴き取ると新しい感動があった。そんなふうにHANAを眺めて季節が過ぎていった。会う人会う人と「新曲聴いた?」「HANAやばくね?!」なんて高校生の頃のような音楽談義を何度したことだろう。そういえば昨年は、ライブのチケットがなかなか取れないHANAを観るために、『COUNTDOWN JAPAN』にも足を運んだ。自分が出演するわけでもないのにフェスに行くなんて、それこそ高校生の頃に『フジロック』へOasisを観に行った以来のことだった。

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