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『フジロック』で衝撃を受けたゆるふわギャング
Celeina:マックスさんのお仕事についてお伺いしてきましたけど、つい最近行われた『FUJI ROCK FESTIVAL ’23』にご参加されていたんですよね?
マックス:そうですね。4年ぶりのTHE PALACE OF WONDER(コロナ禍では休止していた入場ゲート前のフリーエリア)で「レガシーミルク」というバーを友達とやっていました。もう20年くらいやっているんですけど。
タカノ:そこでDJをやられていたんですか?
マックス:そうですね。毎晩DJをしていました。

タカノ:僕、踊っていたかもしれない(笑)。ご挨拶したかったな。
Celeina:『フジロック』のトピックとして、マックスさん的今年のベストアクトは?
マックス:一番インパクトを受けたのが、初めて見たバンドで、僕がTHE PALACE OF WONDERでDJをする前にライブをしていた、ゆるふわギャング。
タカノ:ゆるふわギャングね。噂ではライブをやっていたという話を聞いたんですけど、シークレットだったんですよね。
マックス:ラインナップには出ていなかったです。僕もいきなりライブが始まると聞いて。
タカノ:初めて見て、どうでしたか?
マックス:日本の若い世代で、ヒップホップのカルチャーの中で世界的にも響きそうなゆるふわギャングにはすごく感動しましたね。パンクとラップとエレクトロニックを混ぜていて、ライブが最高でした。
タカノ:見たかった〜。
マックス:盛り上がってましたね。
タカノ:世界観が確立されてますもんね。
Celeina:タカノさんのベストアクトは?
タカノ:僕にも聞いちゃう?(笑) でも難しい。エモかった部門とかいろんな部門がありますから。
Celeina:そういう言い訳は置いておいて、ベストアクトを教えてください(笑)。
タカノ:THE STROKESの裏のRED MARQUEEでやっていた謎のリハ! 誰だかわかんないんですよ。VJチェックみたいなことをしていたんですけど、音と映像がすごくかっこよくて。誰だかわからないけど、わからないままにして、あの瞬間を自分の心の中に持っておくっていうのも良くないですか?
マックス:『フジロック』はやっぱり、見たいバンドがあって、ぶらぶら歩きながらするそういう発見が一番いいですよね。誰がベストアクトでした?
Celeina:いっぱいいるけど、Rickie-Gさん。音源は聴いていたんですけど、今回ライブを初めて見て。失礼に聞こえないといいんですけど、口から音源なんですよ。演奏はもちろんですけど、歌も本当にうまくて。またライブを見たいなって思いましたね。
タカノ:3人に共通するのは偶発性というか。Celeinaさんは音源は聴いていたけど初めてライブを見て、マックスさんはゆるふわギャングを知らなかったけど初めてライブを見て。
Celeina:タカノさんは誰か知らないけどリハーサルを見て(笑)。そんな『フジロック』座談会をしてきましたけど。
タカノ:素敵なお話をありがとうございました。
Celeina:「FIST BUMP」、グータッチで繋ぐ友達の輪ということで、お友達をご紹介していただいているのですが、マックスさんがご紹介してくださるのは?
マックス:Kammuiの立ち上げの時に紹介してもらった、ULTRA STUDIOの上野有里紗さんです。
タカノ:どういうことをやられている方なんですか?
マックス:彼女はULTRA STUDIOで建築家もやりながら、TŌGEという団体でカルチャーやアートを通して、様々な活動をされています。僕の方からは説明しにくいんですけど。
タカノ:なるほど。明日お話を伺ってみましょう。
Celeina:一言で表すなら?
マックス:イノベーターですね。僕は建築家になりたかったので、憧れのイノベーターです。
タカノ:明日はULTRA STUDIOの上野有里紗さんに繋ぎます。
Celeina:「FIST BUMP」、今日はアウトドアガイド・Kammuiの創設者、マックス・マッキーさんでした。ありがとうございました。
マックス:ありがとうございます。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann