グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
5月18日は、フリースタイル・バスケットボーラーのZiNEZさんからの紹介で、モデル、そして俳優として活動する、モクタールさんが出演。Jリーグ横浜FCのジュニアユース出身ながら、長瀬智也主演のドラマ『クロコーチ』でデビューしUNIQLOのCMなどにも出演したモクタールさんに、意外なデビューのきっかけや、話題となった『ロンドンハーツ』でのパンサー尾形ドッキリの裏話などについて伺いました。
INDEX
横浜FCのジュニアユースから『アトムの童』に出演するまで
Celeina(MC):モクタールさん、「モッくん」とお呼びして大丈夫ですか?
モクタール:モッくんです。よろしくお願いします。
Celeina:よろしくお願いします。
タカノ(MC):距離が近くなりましたね。
Celeina:私、モッくんのことを絶対どこかで見たことがあると思って調べたんですよ。そしたらね、気付きました。ドラマ『アトムの童』に出演されてましたね。
モクタール:出演させていただきました。
Celeina:すごいキーパーソンなんです。
モクタール:主演のお2人をヘッドハンティングしちゃう役(笑)。我ながら、ビックリ。
Celeina:ありがとうございます(笑)。
タカノ:幅広く活躍されているということでね。
モクタール:ありがとうございます。しがないアフロですが。
Celeina:いやいや(笑)。モッくんさんのことディグっていきたいと思うんですが、まず中学校までは横浜FCのジュニアユースに所属されていたんですよね。
モクタール:そこから社会人まで、結構サッカー漬けな人生でした。
Celeina:すごい。でも、ジュニアユースにいたら、もうプロに……。
モクタール:険しい道。プロの人たち、マジすごいです。
タカノ:そこからモデルに、というのはどういう経緯だったんですか?
モクタール:20歳で大学に入ったんですよ。それまでサッカーしかしてなくて、勉強してみようと思って、初めて椅子に座って。
Celeina:いや、でも、勉強しようと思ったって、「青山学院大学」って書いてありますけど(笑)。
モクタール:2年かかったんですけど、1年目は椅子に座る練習して、2年目からちゃんと字とか読み始めたんです。坊主頭で新聞配達しながら。
タカノ:ちょっとマジですか。
モクタール:副作用でちょっと目悪くなっちゃったけど。ボールしか見てなかったから。
タカノ:ちょっと待って。お笑いトークスキルも高くなっちゃって(笑)。
Celeina:我々も飲み込まれてる(笑)。
モクタール:行ったり来たりしちゃうんで、ちょっと話の方向のガイドしてください(笑)。
タカノ:それで青学にね。すごい。
モクタール:青学なんてオシャレなところにあるじゃないですか。表参道に。
Celeina:そこからのファッションで、モデルということですか?
モクタール:省略すると……そうだっけ(笑)。
Celeina:ごめんなさい、すっ飛ばしちゃって(笑)。
モクタール:大学行くじゃないですか。都内ですよ。しかも僕、地元が神奈川県の保土ケ谷区で。「保土ヶ谷の黒豹」って覚えてください。自称です(笑)。そこから表参道なんて行くもんだから、実家で、お母ちゃんがネギ切りながら「あんたさあ、見た目が珍しいんだから使ったら?」って。
タカノ:なるほど。見た目を生かせるようアドバイスを。
モクタール:そこから、いろいろ外国人事務所とか調べて、やってみようってことで、いろいろノックしだして。そこからですね。
Celeina:バイタリティありますね。そこから、もう事務所に所属されたんですか?
モクタール:してません。普通の、日本在住の外国人が登録できる事務所みたいなのに入って。エキストラとか、小さい仕事があったりするんですよ。そこから、なんだかんだ、最初のチャンスがラッキーで。TBSの3億円事件を題材にした長瀬智也さん主演の『クロコーチ』ってドラマで、その犯人が1人、ハーフだったっていう説があって。もう一人の犯人役の小出恵介さんの親友役で選ばれたんです。
Celeina:モデルスタートというより、俳優スタート?
モクタール:はい。
Celeina:すごいな。サッカーをずっとやってて、いきなり俳優で?
モクタール:そうです。当時は、大学に入って、好きな子ができちゃって。広いキャンパスでその子に存在を認められたいと思って、「僕の存在を認知されたいんです!」みたいな刺激でオーディションにも参加して。特に効果はなかったですけど(笑)。
タカノ:そこがモチベーションになってるっていうのは、モッくんの人柄も見られて良いですね。
モクタール:ありがとうございます。
Celeina:俳優さん、モデルさんとして活躍されてる中で、特に思い出深い現場や作品、ありますか?
モクタール:初めて撮ったユニクロのCMは嬉しかったですね。2016年とか、案件が来るだけで嬉しかったですけど。オーディションに行く1週間前からサウナ行って。サウナー先取りだったと思ってるんですけど(笑)。
Celeina:サウナーですか? ちなみに。
モクタール:適度に。すいません、本当のサウナーには絶対に負けます(笑)。
Celeina:こちらに、本当のサウナーが。
タカノ:本当のサウナーっていうか、僕もただ好きなだけなんですけども。行きましょう、今度。
モクタール:いいですか。整わせていただいて。
タカノ:整えにね(笑)。バラエティー感が凄すぎて、聞きたいこと、いろいろあるんですけれども、どんな話します?
Celeina:ちょっと一旦、楽曲いきます? 新しい一面が出るかもしれないので。モッくんが選曲してくださった1曲、どんな曲でしょうか?
モクタール:こういう夕暮れ時、ちょっと空が紫からオレンジになってくるような、夜に滑り出したくなるような、素敵な1曲。“DAPPER” by Domo Genesis feat. Anderson .Paak。
INDEX
ロンハーでのパンサー尾形ドッキリとウイイレのモーションキャプチャ
Celeina:聞きたいことがまだまだあるんですけど、めっちゃ面白かったなというお仕事、過去に何かありました?
モクタール:やっぱり『ロンドンハーツ』(テレビ朝日)に出させていただいたのは、まさかまさかで、とっても楽しかったです。
Celeina:裏話はありますか? 話せる範囲で。
タカノ:これは、そもそも、トリオ芸人パンサーさんの4人目のメンバーになるみたいなドッキリですよね?
モクタール:そうですね。パンサーの尾形さんと、今まで自分がやってたサッカーだったり、カブってるところがあるからということで。見た目は違うし、強いし、僕を見た尾形さんがジェラシーするんじゃないかとディレクターさんが言ってたんですけど。尾形さんがガツンって言ってくれて。もう、あれよあれよと。楽しかったです。
タカノ:俺、これ見たかったんですよ。ウチのプロデューサーが見て、めちゃくちゃ面白かったと言ってて。
モクタール:結構、前だったけど、未だに覚えていてくださる方が多いですね。
タカノ:「あのモッくん」って認知してる方も結構いるということで。
モクタール:ありがとうございます。
Celeina:あと、サッカーの経験を生かしたお仕事もあったなんてお話が。
モクタール:ゲームの『ウイニングイレブン』あるじゃないですか。その初めて社員以外の人がやるモーションキャプチャをやってて。最初は、ネイマールとかイブラヒモビッチとか、何かポツポツつけてやってて。
タカノ:ちょっと待って。ネイマールの動きは、モックンの動きってこと?
モクタール:そうですね。2015年辺りに。細かい動きはプロに頼むこともあったんですけど、基本的な動きは僕が。
タカノ:ネイマールの中の人ですよ。中の人は、現実にはいないですけど。
Celeina:全ての点と点がつながって線になって。
タカノ:人生がコンテンツになっていくというかね。人生経験、全部、活かして。
モクタール:僕は「日本のウィル・スミス、世界のモクタール」になりたいです。
タカノ:よっ! (拍手)
Celeina:こんなにバイタリティがあるモックンなので、普段、どの辺にいるのかが気になって。普段、どこで遊んでますか?
モクタール:渋谷、新宿、表参道……地元の保土ケ谷には……ほとんどいないか。横浜ですかね。
Celeina:最近のオススメのお店ってあったりしますか?
モクタール:中目黒の「ADI」っていうネパール料理屋さんも良いんですけど、お酒飲みたくなったから、お酒の場所で言うと、「BARすがはら 渋谷本館」っていう店が神泉にありまして。昔、神泉が遊郭の街だったみたいで、遊郭の花魁さんたちの待合室だった古民家をバーにしたみたいな。お店の方もすごい素敵なんですよ。優しくて。
タカノ:いいですね。渋谷、新宿辺りが結構多い?
モクタール:そうですね。あと、空の下が好きなんで、お店じゃないところもよくいます(笑)。
Celeina:さすが、世界のモッくんです。
タカノ:そろそろ時間ですか。なんかまだ話したいんですけど。「BARすがはら 渋谷本館」、行きましょう。
モクタール:行きましょう。
Celeina:「FIST BUMP」本日は、モデルそして俳優として活動されているモクタールさんにお話伺いました。ありがとうございました。
モクタール:ありがとうございました。
GRAND MARQUEE
J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann