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【アートスポットめぐりが好きな理由】アートを楽しんだ後は銭湯へ。そして、ごはんを食べながら感想を話し合う
―普段から美術館やギャラリーなど、アートスポットを回ることはありますか?
アオイヤマダ:休みの日は、午前中から夫と美術館やギャラリーに出かけて、途中で大好きな銭湯を挟んで、夜にごはんを食べながら展示の感想を話し合うことが多いです。
銭湯でゆっくりお湯に浸かると、頭の中がリセットされて情報が整理される。お互いその状態で話すととても盛り上がって楽しいです。最近は忙しくてなかなかそういう時間を作れていませんが、大好きな休日の過ごし方です。
―アオイさんのようにのびのびと現代アートを楽しめる人が増えたらいいなと思います。
アオイヤマダ:現代アートには難しいイメージがつきまとうけれど、結局自分と同じ生身の人間が作ったものなんですよね。私はアートを観るときに、それを作ったアーティストのことを考えながら観ます。たとえば「このアーティストはどんな恋をしているんだろう?」と想像しながらアートを観ると楽しいし、アートが近く感じられます。
私が「これは青」「これは光」と認識しているものも、他の人にとっては違う可能性がある。私はその違いを想像することが楽しいんです。
