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NEWS EVENT SPECIAL SERIES
あの人と巡る、東京アートスポット

アオイヤマダは自分事としてアートを楽しむ「自分と同じ、生身の人間が作ったもの」

2024.10.29

アートウィーク東京

#PR #ART

潜在意識を掘り起こすアートからインスピレーションを得て作品に

―アオイさんはビデオアートへの出演やアートイベントなどでのパフォーマンスが続き、年々現代美術との関わりが増えていると思います。アートから受け取ったインスピレーションを、どのようにパフォーマンスに落とし込んでいますか?

アオイヤマダ:最近は、自分が普段生活していて無意識のうちに感じてきたものを、もう一度呼び起こしてパフォーマンスに落とし込むという作業をしています。意識の外から内に戻す感覚です。沖さんの作品も、心の中のすごく深いところにある時間や風景を掘り起こした作品なのかもしれません。潜在意識にあるものたちを認識する作業にはつらさも伴いますが、表現者として大切なプロセスだと思っています。

―心の中に深く潜るんですね。

アオイヤマダ:加えて、もちろん視覚や聴覚を研ぎ澄ませることも心がけています。今回の展覧会で観た画家の青木豊さんは、絵画制作において⼀貫して光にアプローチしていると聞きました。ギャラリーの真っ白な壁の中に、青木さんのメタリックで物質的な作品がかけられることで、一気に光に対して意識のスイッチが押された感じがしました。

絵画の視野を広げ、世界と絵画の関係とその新しい可能性を追究する⻘⽊豊の作品。光を多⾯的な物質として観察し、デジタル化する⽇常環境のなかで、⼈間としての様々な感性が呼び覚まされるような視覚体験を提供する。
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