5月22日(金)に全国公開される映画『名無し』の本予告映像が公開され、同作の主題歌がNovel Coreによる書下ろし楽曲”名前”に決定した。
佐藤二朗が原作、脚本、主演を務め、監督、共同脚本を『悪い夏』『嗤う蟲』などの城定秀夫が手掛ける同作。佐藤による原作は映画脚本として執筆されるも、過激なテーマと特殊な世界観によって企画が難航。お蔵入り寸前となっていたところで編集者の目に留まり、2024年に永田諒の作画で漫画化された。数奇な運命を背負い、「名前のない怪物」と化した男の希望と絶望、そして狂気を緻密に描いたサイコバイオレンスとして好評を博し、2025年10月に「映像化不可能」の烙印を覆し映画化が決定した。
同作で、佐藤は自ら生み出したキャラクター「名無し」を演じ、映画『爆弾』とは一転してセリフを排除した「静」の狂気を体現する。さらに「名無し」による凶行を追う刑事・国枝を佐々木蔵之介、38年前に右手を縛った少年を保護する警察官・照夫を丸山隆平、幼い頃から行動を共にしてきた存在・花子をMEGUMIが演じる。
今回公開された本予告映像は、白昼の商店街に現れた「名無し」が、右手に握った「見えない何か」を振りかざして無差別大量殺人を行う衝撃的なシーンから始まる。不可解な犯行に警察組織が翻弄される中、「名無し」の過去についての情報が入り、記憶の断片が差し挟まれる。映画初主題歌となるNovel Coreの描き下ろし楽曲”名前”が流れる中、映像は幕を閉じる。
Novel Coreは自身初となる映画主題歌に「純粋に連絡を頂いた時、めちゃくちゃ嬉しくて。映画はすごく大好きで、映画館にもよく見に行くので、そこに音楽という形で携われるということがまず、めちゃくちゃ嬉しかったです!」と話す。楽曲については「脚本を読ませていただいて、今回僕がテーマにさせてもらったのは『名前』。名前をつけるという行為自体に対して哲学を持ちたいな、というのが、脚本を読ませていただいて出てきた気持ちです。」と語っている。曲を受け取った佐藤二朗は「正直、ちょっと想像以上。本当に素晴らしい楽曲を提供してくださって、僕にとっても大切な楽曲になるだろうなと思いました」とコメントしている。
映画『名無し』

原作・脚本:佐藤二朗
出演:佐藤二朗 / 丸山隆平 MEGUMI / 佐々木蔵之介
監督・共同脚本:城定秀夫
配給:キノフィルムズ
©佐藤二朗 永田諒 / ヒーローズ ©2026 映画「名無し」製作委員会
2026年|日本|カラー|原作:佐藤二朗「名無し」(HERO’S Web)|PG12
5月22日(金)全国ロードショー
<ストーリー>
白昼のファミレスを襲った無差別大量殺人事件。防犯カメラに残された容疑者の中年男。
被害者は誰もが鋭利な刃物のようなモノで切りつけられていたが、映っているはずの凶器の姿だけが目視できない。鍵を握るのは男の右手。
その手が向かう先には必ず何かが起こる。目に見えない力の秘密に隠された、恐るべき真実から逃がれることはできるのか?