2月20日(金)に文藝春秋から刊行されるオードリー・若林正恭の初小説『青天』(アオテン)のカバーデザインが公開された。
2013年に出版した初のエッセイ集『社会人大学人見知り学部 卒業見込』が話題となり、その後エッセイ『ナナメの夕暮れ』や、斎藤茂太賞を受賞した紀行文『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』などを発表してきた若林。
初の小説作品となる『青天』は四半世紀前の東京を舞台とし、アメリカンフットボール(アメフト)にすべてを懸けて全存在でぶつかり合う高校生たちの姿を、「あの頃」の空気感とともに書いた長編となっている。なお、タイトルにもなっている「青天」とは、アメフトの用語で、試合中にタックルを受けて仰向けに倒されることを指す。
「今の時代だと〝イタイ奴〟で終わりそう! でも楽しい!」と、興奮しながら書きました。
若林正恭
『青天』(あおてん)

著者:若林正恭
定価:1980円(税込)
出版社:株式会社文藝春秋
判型:四六判 並製カバー装 312ページ
発売予定日:2026年2月20日
ISBN:978-4-16-392066-5
■ ストーリー
人にぶつかっていないと 自分が生きているかどうかよくわからなくなる。
総大三高の「アリ」こと中村昴が所属するアメフト部は、万年2回戦どまり。相手校の練習を隠し撮りしてまで迎えた高3の引退大会では、強豪・遼西学園に打ち砕かれた。引退後、みなが受験に向かうなか、勉強にも気持ちが入らず、不良になる覚悟もないまま宙ぶらりんの日々を過ごす。自分自身の不甲斐なさにもがき続ける中で、アリは再びアメフトと向き合う決意を固める。