『2026年本屋大賞』のノミネート10作品が発表された。
『本屋大賞』は、「全国書店員が選んだいちばん! 売りたい本」というコンセプトのもと、新刊を扱っている書店の店員による投票で決定する文学賞。2026年で第23回を迎える。2024年は宮島未奈の『成瀬は天下を取りにいく』、2025年には阿部暁子の『カフネ』が大賞を受賞した。
今回、一次投票の集計結果により決定した10作のノミネート作品は以下の通り。
2026年本屋大賞ノミネート10作(作品名五十音順)
湊かなえ『暁星』(双葉社)
瀬尾まいこ『ありか』(水鈴社)
朝井リョウ『イン・ザ・メガチャーチ』(日経BP 日本経済新聞出版)
櫻田智也『失われた貌』(新潮社)
夏川草介『エピクロスの処方箋』(水鈴社)
野宮有『殺し屋の営業術』(講談社)
伊坂幸太郎『さよならジャバウォック』(双葉社)
佐藤正午『熟柿』(KADOKAWA)
森バジル『探偵小石は恋しない』(小学館)
村山由佳『PRIZE―プライズ―』(文藝春秋)
今後、この結果をもとに10作からベスト3に票を入れる二次投票が実施され、4月9日(木)に受賞作が発表される。2024年12月1日から2025年11月30日に日本で刊行された翻訳小説を対象とする「翻訳小説部門」、ジャンルを問わず2024年11月30日以前に刊行された作品を対象とする「発掘部門」の選定も合わせて行われる予定。
また、2017年から同賞の協賛を務める日本能率協会マネジメントセンターが協賛10周年を迎えるにあたり、公式ファンブック『本屋大賞 公式ファンブック』が3月26日(木)に刊行されることも決定。実行委員会による全面協力のもと、「本屋大賞」のヒストリーから裏話、選考の裏側までを盛り込んだ内容となっている。
『2026年本屋大賞』実施概要

■選考期間 2025年12月~2026年4月
■対象作品 2024年12月1日~2025年11月30日に刊行された日本の小説。
(判型は問わず オリジナルの小説)
■投票参加資格 新刊を扱っている書店の店員であること。
(オンライン書店店員、パート社員も含む)
■選考方法
(1)一次投票で一人3作品を選んで投票。
(2)一次投票の上、集計結果上位10作品をノミネート本として発表。
(3)二次投票はノミネート作品をすべて読んだ上で、全作品に感想コメントを書き、ベスト3に順位をつけて投票。
(4)二次投票の集計結果により大賞作品を決定。
■スケジュール
2025年
12月01日(日)一次投票、翻訳小説部門及び発掘部門 投票スタート
2026年
1月04日(日)一次投票 投票締め切り
1月18日(日)発掘部門 投票締め切り
2月06日(金)ノミネート発表&2次投票スタート
2月11日(水祝)翻訳小説部門 投票締め切り
3月01日(日)2次投票締め切り
4月02日(木) 超発掘本発表
4月09日(木)本屋大賞と翻訳小説部門 発表会
〜その他の投票部門〜
【発掘部門】
ジャンルを問わず、2024年11月30日以前に刊行された作品を対象。既刊本のお勧め本を一冊投票。その中から、特に共感を持った1冊を実行委員会が選定し「超発掘本!」として発表。また「発掘部門」に投票された作品をリスト化して発表。
【翻訳小説部門】
2024年12月1日~2025年11月30日に日本で刊行された翻訳小説の中から、一人3冊までを投票し、集計。「本屋大賞」発表時に、「翻訳部門」の上位3作品を発表。
『本屋大賞 公式ファンブック』
編集:日本能率協会マネジメントセンター(全面協力:本屋大賞実行委員会/本の雑誌社)
発売予定日:2026年3月26日(木)
価格:1,540円(税込)
出版社:株式会社日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)
頁数:96ページ
判型:B5
ISBN:978-4-8005-9419-8
<内容紹介>
・本屋大賞はどのように生まれたの?
・受賞作品から時代の変遷は見えてくる?
・受賞作品ってどうやって選ばれているの?
・本屋大賞受賞作品の聖地に行ってみたら……!
・受賞式前から当日、その後の書店員さんはどんな感じで動いているの?
・本屋大賞ができてから今までの書店の環境は変わった?
・本屋大賞実行委員会って何をやっている人たちなの?
・緊張の授賞式の裏側ってどうなっているの?
など、2026年に第23回を迎えます「本屋大賞」について知りたいこと、見てみたいことなど、ファン垂涎のすべてを一挙に公開します。