特別展『古代メキシコ ―マヤ、アステカ、テオティワカン』が6月16日から東京・上野の東京国立博物館で開催される。
同展は、古代都市が繁栄し現在35の世界遺産が存在しているメキシコの、代表的な3つの文明である、マヤ文明、アステカ文明、テオティワカン文明に焦点をあてたもの。
マヤの代表的な都市国家バレンケの黄金時代を築いたパカル王の妃とされる「赤の女王」(スペイン語で「レイナ・ロハ」)の墓の出土品が、メキシコ国内とアメリカ以外で初公開となる。
そのほか、メキシコ国立人類学博物館をはじめ、アルベルト・ルス・ルイリエ パレンケ遺跡博物館、テンプロ・マヨール博物館、テオティワカン考古学ゾーンなど、メキシコ国内の主要博物館から厳選された古代メキシコの資料140件が展示される。