神奈川・横浜の関内駅前に建設中の複合施設「BASEGATE(ベースゲート)横浜関内」のグランドオープンが2026年3月19日(木)に決定。入居テナントの詳細と小割飲食ゾーンの名称が発表された。
多種多様な施設計画と旧横浜市庁舎行政棟の保存 / 活用により、次世代の横浜を象徴するエンターテインメント&イノベーションの拠点となる「新旧融合」を特色とした同施設。三井不動産を代表とする8社による「大規模ミクストユース型プロジェクト」として開発が進められている。
商業店舗施設「スタジアムサイドテラス」と、「ザ レガシー(旧横浜市庁舎行政棟)」の商業エリアの一角に34店舗が出店する国内最大級の小割飲食ゾーンの名称は「スタジアム横バル街」に決定。出店テナントは全て公募により決められた。


さらに、商業エリアに関内で創業した書店・有隣堂が手がける新たな文化発信拠点と、グランシェフ サルヴァトーレ・クオモが監修する「THE TRATTORIA SALVATORE & CAFE」などの出店も明らかになった。
また、街区内の「タワー」11階にビジネスと学びの拠点となるシェアオフィス&コワーキングスペース「co-ba kannai/yokohama(仮称)」が開設されることも発表。12階から33階までに開設されるオフィス / 大学フロアの玄関口として、自由な発想が生まれる環境づくりや横浜関内エリアの人とアイデアが交差する場所の創出を支援する。


そのほか、「ザ レガシー」に開業予定の「OMO7横浜 by 星野リゾート」が「横浜市認定歴史的建造物」に認定されたことも公表。2026年春の開業に向け、10月22日(水)に宿泊予約受付の開始とプレス発表が行われる。



なお、街区内にはDeNAグループ直営のエンターテインメント施設として、常設型ライブビューイングアリーナ「THE LIVE supported by 大和地所」が3月19日(木)、教育(エデュケーション)と娯楽(エンターテインメント)を組み合わせたエデュテインメント施設「ワンダリア横浜」が2026年春にオープン。「タワー」6階には最先端のウェットラボや交流ラウンジを備えた新たな産業創造拠点が開設される。


BASEGATE横浜関内

開業日 2026年3月19日(木)
竣工日(竣工式)2025年12月26日(金)
所在地 神奈川県横浜市中区港町1丁目1番1ほか
アクセス
JR根岸線「関内」駅徒歩1分、横浜市営地下鉄ブルーライン「関内」駅徒歩1分、横浜高速鉄道みなとみらい線「日本大通り」駅徒歩7分

敷地面積 約16,500㎡
延床面積 約128,500㎡
各棟主用途
タワー:オフィス・大学、新産業創造拠点、エデュテインメント施設、商業
ザ レガシー(旧横浜市庁舎行政棟):ホテル、商業
ザ ライブ:ライブビューイング施設、商業
グリーンウォークテラス:商業
スタジアムサイドテラス:商業
ビジターフロント:観光案内所

設計/施工 デザイン
設計/施工:鹿島建設株式会社
設計/施工:株式会社竹中工務店
ランドスケープデザイン:株式会社ランドスケープ・プラス
商環境デザイン:Degins JP株式会社