『クロード・モネ -風景への問いかけ』が、2026年2月7日(土)から5月24日(日)まで、東京・京橋のアーティゾン美術館で開催される。
クロード・モネ(Claude Monet)は、柔らかい色使いとあたたかい光を表現した作品を数多く手がけ、19世紀後半から20世紀初頭にかけて活躍した印象派の画家。風景画を革新した存在として知られる。
モネの没後100年の開催となる同展では、フランス・パリのオルセー美術館所蔵の40点以上が展示されるほか、アーティゾン美術館をはじめとする国内の美術館や個人所蔵の作品を加えた約140点を公開。フランス北部から北西部に位置するル・アーヴル、アルジャントゥイユ、ヴェトゥイユ、ジヴェルニーなど、モネの創作を語る上で重要な場所と時代から、画業の発展を丹念にたどる。また、同時代の絵画や写真、浮世絵、アール・ヌーヴォーの工芸作品などの表現との関わりから、モネの創作の背景や動機を読み解く試みも行われるほか、現代の映像作家アンジュ・レッチア(Ange Leccia)によるモネへのオマージュとして制作された没入型の映像作品も展示予定となっている。







『クロード・モネ -風景への問いかけ』

会期:2026年2月7日[土]– 5月24日[日]
開館時間:10:00–18:00(3月20日を除く金曜日は20:00まで)*入館は閉館の30分前まで
休館日:2月16日[月]、3月16日[月]、4月13日[月]、5月11日[月]
会場:アーティゾン美術館 6・5階展示室
主催:公益財団法人石橋財団アーティゾン美術館、オルセー美術館、日本経済新聞社、NHK
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ
入館料:日時指定予約制 *後日詳細発表
担当学芸員:シルヴィー・パトリ(オルセー美術館学芸員、本展監修者)、新畑泰秀、賀川恭子(アーティゾン美術館学芸員)