評論家 / 音楽ディレクターの柴崎祐二と漫画家の川勝徳重による新たなポッドキャスト番組『ゼーロンの背中』が3月26日(水)にスタートした。
「自分が生まれる前のもの」を愛し、自らの表現の基盤に置く2人が、最新流行現象から遠く離れ、音楽、漫画、映画など「いにしえのカルチャー」についてトークを繰り広げる同番組。毎月1回更新予定で、番組名は牧野信一の短編小説『ゼーロン』に由来。サムネイルにはイギリスの風刺画家であるトマス・ローランドソン(Thomas Rowlandson)が描いた『Horse Accomplishments』が用いられており、川勝がデザインを担当した。
初回のテーマは「はっぴいえんど(史観)について」。定期的にネット上で話題になる「はっぴいえんど史観」に関する議論を足がかりに、なぜいちロックバンドである彼らが、これほどまでに長く繰り返し語られてきたのかについて、様々な角度からトークが展開。2人の自己紹介を含め、前後編2時間に及ぶ濃密な内容となっている。
『ゼーロンの背中』

番組アカウント:@Zeronnosenaka
柴崎祐二 :@shibasakiyuji
川勝徳重:@old_schooooool
石原書房:@Herausgeber1
サムネイル: 絵/Thomas Rowlandson”Horse Accomplishments”(1799)、デザイン/川勝徳重
収録・編集:石原書房