4月25日(金)に日本公開される映画『HERETIC(原題)』の邦題が『異端者の家』に決定し、本ポスタービジュアルと本予告が解禁された。
同作は、『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』『LAMB/ラム』『TALK TO MEトーク・トゥー・ミー』など数々のホラー作品を世に送り出してきた映画スタジオ・A24が新たに贈る「脱出サイコスリラー」。『クワイエット・プレイス』で脚本を手掛けたブライアン・ウッズとスコット・ベックのコンビが監督を務めた。
物語は、大雨の中モルモン宣教師の若いシスター2人が、ある家に布教活動に訪れるところから始まる。2人を迎えた男性は「雨に濡れるから家の中で話しませんか?」と問う。シスターたちは「男性のみが住んでいる家には入れないの」と断るが、男はこう返事をする。「妻がいるよ。パイは好きかい? 妻が今オーブンに入れているよ」と。その言葉を信じて家に入った2人。しかしそこは、一度入ったら二度と出られない、恐ろしい仕掛けが張り巡らされた家だった。
主演を務めるのは、『ラブ・アクチュアリー』『ノッティングヒルの恋人』『ブリジット・ジョーンズの日記』シリーズなどで知られるヒュー・グラント。本作では、その温厚でウィットに富んだ魅力を完全に封印。天才的なIQを誇り、全ての宗教に精通しているという謎の男ミスター・リードを怪演し、第82回ゴールデングローブ賞や第78回英国アカデミー賞にノミネートされた。2人のシスターは、『ブギーマン』のソフィー・サッチャーと『フェイブルマンズ』のクロエ・イーストが演じている。
公開された本予告では、布教活動に勤しむシスター2人がミスター・リードの家を訪れ、やさしく中に招き入れられるも、異変に気付いたところで雰囲気が一変。開かない扉、突如通じなくなった携帯電話、先が見えない暗闇の階段など、リードが用意した恐怖の仕掛けが映し出される。2人のシスターが怯える様子に「次第に鼓動が早まるだろう」「死にたくなるくらいに」と悦楽の表情を滲ませながら、楽しむリード。その後は必死に脱出を試みる2人の様子が続き、ラストには彼によって生み出された、恐怖の家の全体像が少しずつ明らかになっていく。
同時に解禁された本ポスタービジュアルは、背中合わせに立つシスター2人の後ろに、獲物を捉えるかのごとく手を伸ばすリードが大きく配置されたもの。「扉を開いたら、最後。」のキャッチコピーと共に「BELIEF(信仰)」と「DISBELIEF(不信仰)」と書かれた2つの扉があり、扉は何を意味するのか、彼女たちは生きて帰れるのか、そしてリードの目的はなんなのか、予測不能な展開を感じさせるビジュアルとなっている。
『異端者の家』

2025年4月25日 (金) TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
監督/脚本:スコット・ベック、 ブライアン・ウッズ
キャスト:ヒュー・グラント、ソフィー・サッチャー、クロエ・イースト
原題:Heretic|2024年|アメリカ・カナダ|字幕翻訳:松浦美奈
配給:ハピネットファントム・スタジオ
© 2024 BLUEBERRY PIE LLC. All Rights Reserved.