江戸時代を舞台にした3つの展覧会が、2025年4月から9月にかけて東京・上野の東京国立博物館で開催される。
2025年4月22日(火)から6月15日(日)までは、江戸のメディア王と称された版元の「蔦重」こと蔦屋重三郎に焦点を当てた特別展『蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児』が開催。喜多川歌麿、東洲斎写楽などの浮世絵師を世に送り出した蔦重の活動をはじめ、天明 / 寛政期(1781〜1801年)を中心とした江戸の多彩な文化が紹介される。また、蔦屋重三郎は2025年1月よりNHKで放送される大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』の主人公として、横浜流星によって演じられることが決定しており、同ドラマとも連携した展示によって、蔦重が創出した価値観や芸術性を体感できる展示となる。

東洲斎写楽筆 寛政6年(1794)
東京国立博物館蔵

喜多川歌麿筆 寛政4〜5年(1792〜93)頃
東京国立博物館蔵

山東京伝作 寛政3年(1791)
東京国立博物館蔵
同期間には、現代の浮世絵が展示される『浮世絵現代』も開催。現代まで受け継がれた木版画の技術を用いて、約80名のアーティストたちがアダチ版画研究所と協働して制作した作品の数々が並べられる。
2025年7月19日(土)から9月21日(日)までは、大奥の本当の姿に迫る特別展『江戸☆大奥』が開催される。厳格な制度としきたり、将軍の世継ぎを生み育て上げるというプレッシャーの中で生活していた女性たちの真実を解き明かす展示内容が予定されており、いまだ謎が多い大奥の歴史や文化を鑑賞できるものとなる。
特別展『蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児』

会期:2025年4月22日(火)~6月15日(日)
会場:東京国立博物館 平成館
主催:東京国立博物館、NHK、NHKプロモーション
お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
*開館時間、休館日、入館方法、観覧料等の情報は、確定し次第、公式サイト等でお知らせいたします。
*展示作品、会期、展示期間等については、今後の諸事情により変更する場合があります。最新情報は本サイト等でご確認ください。
*会期中、一部作品の展示替えを行います。
『浮世絵現代』
会期:2025年4月22日(火)~6月15日(日)
会場:東京国立博物館 表慶館
特別展『江戸☆大奥』
会期:2025年7月19日(土)~9月21日(日)
会場:東京国立博物館 平成館
主催:東京国立博物館、NHK、NHKプロモーション
お問い合わせ:050-5541-8600(ハローダイヤル)
*開館時間、休館日、入館方法、観覧料等の情報は、確定し次第、公式サイト等でお知らせいたします。
*展示作品、会期、展示期間等については、今後の諸事情により変更する場合があります。最新情報は本サイト等でご確認ください。
*会期中、一部作品の展示替えを行います。