ブレイディみかこのエッセイ集『転がる珠玉のように』が6月19日(水)に刊行される。
ライター / コラムニストとして活躍し、ルポルタージュや小説作品も執筆しているブレイディみかこ。1996年から英国・ブライトンに在住し、保育士として貧困地区にある託児所での体験を記した2017年の『子どもたちの階級闘争――ブロークン・ブリテンの無料託児所から』で『第16回新潮ドキュメント賞』を受賞。息子とその学校生活を描いた2019年のエッセイ『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』では、『第73回毎日出版文化賞』特別賞や『第2回Yahoo!ニュース|本屋大賞』ノンフィクション本大賞など多くの賞を受賞し注目を集めた。
最新刊である『転がる珠玉のように』は、雑誌『婦人公論』で連載中のエッセイを書籍化したもの。コロナ禍でのロックダウンや、英国で深刻化する生活費の高騰、トラック運転手の夫と地元・福岡の母が同時に重病になるなど、日常に起こる数々の難関をガッツと笑いで乗り越えてきた様子が記される。
『転がる珠玉のように』(ころがるしゅぎょくのように)
著者:ブレイディみかこ
判型:四六判 ページ数:260ページ
発売日:6月19日(水)
定価:1,650円(税込)
ISBN:978-4-12-005796-0
内容:
「母ちゃんは、物事がうまくいってないときに俄然生き生きしてくるね」
福岡の80代父(職人肌)とイギリス人息子(思春期)の謎の意気投合、トラック運転手の夫と福岡の母が同時に重病に――
予想外の事件が舞い込む珠玉な日常を、ガッツと笑いで楽しむ英国在住作家のド根性エッセイ。