小松菜奈と松田龍平がダブル主演の映画『わたくしどもは。』の本編映像が公開された。
『わたくしどもは。』は記憶のない主人公、ミドリ(小松菜奈)とアオ(松田龍平)が惹かれ合う男女の魂の物語。佐渡島が舞台となっており、監督を富名哲也、音楽を野田洋次郎(RADWIMPS)が務めた。
公開された映像では二人が木漏れ日が降り注ぐ佐渡島の新緑の中で会話をするシーンから始まる。ミドリは自分と同じように名前がない男に「アオ」という名前を提案する。アオは戸惑いながらも柔らかな表情で「わかりました」と受け入れる。二人はゆっくりと言葉を紡ぎ合い、時を過ごし、惹かれ合う。
映像では佐渡島の大自然の音とともに、野田洋次郎が手がけたピアノの劇伴も流れる。主演の二人は「目を閉じて聴きたくなるような音楽を作られていて天才だと思いました」(小松)、「映画にちょうどいい、そっと寄り添ってくれる音楽で最高です」(松田)と絶賛。『わたくしどもは。』は5月31日(金)に劇場公開される。
<STORY>
「生まれ変わったら、今度こそ、一緒になろうね」。名前も、過去も覚えていない⼥(⼩松)の⽬が覚める。舞台は佐渡島。鉱⼭で清掃の仕事をするキイ(⼤⽵)は施設内で倒れている彼⼥を発⾒し、家へ連れて帰る。⼥は、キイと暮らす少⼥たちにミドリと名付けられる。キイは館⻑(⽥中)の許可を貰い、ミドリも清掃の職を得る。ミドリは猫の気配に導かれ、構内で暮らす男、アオ(松⽥)と出会う。彼もまた、過去の記憶がないという。⾔葉を重ねながら、ふたりは何かに導かれるように、寺の⼭⾨で待ち合わせては時を過ごすようになる。そんなある⽇、アオとの親密さを漂わせるムラサキ(⽯橋)と遭遇し、ミドリは⼼乱される。
<キャスト>
小松菜奈 松田龍平
片岡千之助 石橋静河 内田也哉子 森山開次 辰巳満次郎 / 田中泯
大竹しのぶ
音楽:野田洋次郎
監督・脚本・編集:富名哲也
企画・プロデュース・キャスティング:畠中美奈
製作・配給:テツヤトミナフィルム
配給協力:ハピネットファントム・スタジオ 宣伝:ミラクルヴォイス
2023年/日本/101分/カラー/スタンダード/5.1ch ©2023 テツヤトミナフィルム
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(映画創造活動支援事業) 独立行政法人日本芸術文化振興会
公式サイト:watakushidomowa.com
公式X:@watakushidomowa
5月31日(金)より新宿シネマカリテほか全国順次公開