ぷにぷに電機の新EP『超重力幻想』が5月1日(水)にリリースされた。
ぷにぷに電機は、インターネットを中心に活動し、2022年6月に1stアルバム『創業』をリリースしたシンガー兼音楽プロデューサー。ジャズやボサノバ、ラテンをルーツとしたプライベートな楽曲を制作する一方、様々なアーティストとのコラボレーションにより、J-POP、シティーポップ、フューチャーベース、ブレイクコアなどジャンルを越えた音楽を生み出している。
EP『超重力幻想』は「宇宙戦争末期を舞台にした架空のSFゲーム『超重力幻想』のキャラクターソング集」というテーマを掲げ、サイエンスフィクション、ゲームカルチャー、エレクトロニックミュージックを独自の視点で融合させた作品。存在意義を失った英雄ランナーの軌跡をギャラクシーなサウンドで表現した先行シングル曲”Star Runner”をはじめ、情報を駆使して権力をも操作する天才ハッカーを綴った”Maze Maker”、二つの顔を持つ孤独なスナイパーを歌った”Lonely Shooter”、ミステリアスな三つ子のサイキッカーの喪失と再生を描いた”The Veils”の4曲が収録されている。
制作にはスウェーデンのマルチアーティストPikes、アメリカ・シカゴ出身のラッパー兼プロデューサーAce Hashimoto、DATSのメンバーとして活動しているMONJOE、音楽ゲームの楽曲やキャラクターソングを数多く手がけるKamome Sano、ODD Foot WorksのプロデュースやZatta名義での活動でも知られるTaishi Satoが参加。ジャケットのカバーアートはCGアーティストの上田暁、デザインはimagejackの團夢見が手がけた。
ぷにぷに電気のYouTubeチャンネルでは映像ユニットYu~Yuによるオフィシャルティーザーのほか、”Star Runner”のDolby Digital 5.1chによるミックス音源を使用したTVSREGZA株式会社とのコラボMVなども公開されている。
スウェーデンで「Star Runner」の制作をはじめて約一年、やっとこの原点にして新境地かつ壮大な世界観を具現化することができました。私の愛するSFオタクカルチャーに、これまで音楽を通して出会ったさまざまな才能あるアーティストを巻き込んで完成させた作品群です。マニアックなテーマにもかかわらず、みなさんゴールをまっすぐに捉えて一緒に駆け抜けてくれました。この場を借りて改めてお礼申し上げます。この渾身EPの衝撃と感動を皆さんと共有できる瞬間を、今から心待ちにしています!
ぷにぷに電機
ぷにぷに電機 『超重力幻想』
Release Date:2024.5.1 (Wed.)
Label:Tsubame Production
Tracklist:
1. Star Runner
作詞・作曲:ぷにぷに電機, Pikes
編曲:Pikes
キャラクター設定:小型宇宙戦闘機のエース・パイロット、英雄「ランナー」。誰もが戦いの意味を忘れてしまった前線において、かつての英雄は存在意義を失う。ランナー本人でさえそれを望んでいた。彼女は戦場を離れ、ひとり悠久の宇宙の果てへと旅立つ。
2. Maze Maker
作詞:ぷにぷに電機, Ace Hashimoto
作曲:ぷにぷに電機, MONJOE, Ace Hashimoto
編曲:MONJOE
キャラクター設定:史上最も美しいコンピューターウィルス「MAZE」の開発者、ハッカー、アナライザー。崩壊した秩序のなかで、「情報」は最も有効な権力だ。高額な報酬と引き換えに、時には人の記憶の、時にはコンピュータの記録の深淵にアクセスし、謎を解き明かす。ただ自分自身が生き残るために。
3. Lonely Shooter
作詞・作曲:ぷにぷに電機
編曲:Kamome Sano
キャラクター設定:「影の英雄」と呼ばれる名スナイパー。その裏で反体制派へ情報提供をしている。孤独な狙撃手はいまだ時代に翻弄され続けている。スコープ越しに飛び込んでくる無数の悲劇は、彼が戦争を終わらせる別の手段に身を投じるのに十分な理由となった。
4. The Veils
作詞・作曲:ぷにぷに電機
編曲:Taishi Sato
キャラクター設定:三つ子のサイキック。波長増幅防御システム「VEIL」のコアとなる。大切なものを守りたいという無垢な願いは、時に苦痛を永遠のものにする。
Format:CD, Digital
Publishing:Sony Music Publishing (Japan)
CD Distribution:Tower Records
Digital Distribution:ADA Japan (Warner Music Group)
配信リンク:https://ppdk.lnk.to/STV