『第一回 下北沢国際人形劇祭』が、2月21日(水)から27日(火)まで、東京・下北沢のザ・スズナリを中心とした周辺地域で開催される。
『下北沢国際人形劇祭』は、人形劇の芸術的 / 社会的可能性を最大限探究する国際的な人形劇イベント。ヨーロッパとアメリカで若い世代を中心に再注目されている現代人形劇の最新シーンが鑑賞可能で、アイルランド、イギリス、スロヴェニア、チェコ、ドイツ、アメリカの現代人形劇の公演が行われる。上演される作品は全てが日本初公演となっている。
また、人形劇の歴史や文脈を理解できるワークショップやレクチャー、子ども向けの無料公演なども実施。ザ・スズナリでの公演 / ワークショップは有料で、チケットは一般発売中となっている。
応援コメント
「下北沢国際人形劇祭に来てくれたら、
このフェスティバルを助けるだけでなく、忘れられない体験ができますよ。」
ミロスラフ・ヴァネク (Miroslav Wanek|ウシュ・スメ・ドマのリーダー)
「下北沢国際人形劇祭、バンザイ!」
ペトル・ニクル(Petr Nikl|美術家)
激動の中欧で育まれた人形たちは、抵抗する民衆の武器
世田谷で育ち、中欧に学んだ私はこの営みを誇りに思います
アナーキー吉田(水中、それは苦しいドラマー / 医師)
あのスズナリで、人形もコップもモップも人間も操られて、お祭り騒ぎの1週間!混ざれー!
織田洋介(馬喰町バンド|ベーシスト)
人形浄瑠璃の豊かな伝統があって、テレビではパペットのキャラクターが溢れている日本ですが、
現代劇としての人形劇は盛んとは言えずモヤモヤしていたところに、
最新の世界の人形劇を観れる大チャンス!
本田祐也の音楽が再び聴けるのも、とても楽しみです。
阿部海太郎(作曲家)
身近な物で人形劇を作って発表することは、リソグラフでZINEを作って配るのに似ている。
人形劇とリソグラフ は権威主義でない最後の芸術だ!
Hand Saw Press(リソグラフ & Open D.I.Y. Studio)
「欧米7カ国の人形劇団がやってくる。
スズナリ史上初のことで胸の高鳴りと期待しかないが、それ以上のことが起こりそうな予感もする。
しいて不安をいえば、背の高い彼らの額が次々と楽屋の入り口にぶつかることだ。
期間中には『スズナリと人形劇』と題されたトークイベントもある。
思い起こせば辻村ジュサブロー、結城座、ITOプロジェクト、
直近ではモダンスイマーズ、一糸座など、数々の人形劇とスズナリの関係は長く深い。
世界の芸術文化と下北沢が出会う、その端緒となるフェスになることを願う。」
野田治彦(スズナリ支配人)
「わたしは無声映画をずっと勉強していますが、物言わぬ映画と声を出さない人形には、
なにか本質的につながりがあるように感じています。
最新の人形劇にどっぷり浸かることのできる刺激的なお祭りをとても楽しみにしています!」
小川佐和子(北海道大学准教授)