マーベル最新作『マダム・ウェブ』、ユニバースを拡大していくSSUシリーズとは

『マダム・ウェブ』　2月23日（金・祝）公開

シリーズ初の本格ミステリー・サスペンスで、ヴィランが主役の作品が続いてきたSSUシリーズで、初のヒーローサイドを主役にした作品でもある。原作コミックでは未来予知の能力でスパイダーマンを救う重要キャラとして登場するマダム・ウェブの若かりし頃が描かれる。

ニューヨークで救命士として働くキャシー・ウェブ（後のマダム・ウェブ）は、任務中に生死を彷徨う大事故にあったことをきっかけに、「未来予知」の能力を手にする。突如覚醒した能力に戸惑うキャシーだが、偶然出会った3人の少女が、黒いマスクとスーツの謎の男に殺される未来を見てしまい、その男から少女たちを守ることに。男が執拗に少女たちを狙うのには、彼女たちに待ち受ける隠された使命が関係しているらしく、さらに、キャシー自身の出生の秘密も運命の糸で結びついていく。

同作がほかのSSUシリーズやスパイダーマンとどこまで関連していくかは全く分かっていないが、予告編に登場する謎の男の黒いマスクとスーツはまるで「黒いスパイダーマン」のようにも見え、何よりそのタイトルが「蜘蛛の糸」を強く連想させる。

2024年公開予定の『クレイヴン・ザ・ハンター』も控え、ユニバースを拡大していくSSUシリーズ。最新作『マダム・ウェブ』は2月23日（金・祝）に公開。