歌舞伎『流白浪燦星』ライブ配信決定、安土桃山時代を舞台にルパン三世らの活躍を描く

12月5日（火）から25日（月）まで東京・銀座の新橋演舞場で開催中の新作歌舞伎『流白浪燦星』（るぱんさんせい）のライブ配信が、12月23日（土）に行われる。

モンキー・パンチ原作の『ルパン三世』シリーズを題材としたオリジナルストーリーである同作。シリーズ中に登場する石川五ェ門の先祖と位置づけられ、歌舞伎の題材としても取り上げられている石川五右衛門が実在した安土桃山時代を舞台としている。同シリーズが歌舞伎となるのは今回が初めて。

国宝級のお宝「卑弥呼の金印」を狙うルパン三世と仲間の次元大介、同じく金印を狙い、金印の封印を解くのに必要な宝剣のひとつを持つ大盗賊・石川五右衛門（石川五ェ門）、さらに天下をおさめる真柴久吉（豊臣秀吉）、ルパンと次元を追う銭形警部らも登場し、歌舞伎ならではの演出や技法によりそれぞれの活躍をダイナミックに描いた作品となっている。

ルパン三世は片岡愛之助、石川五ェ門は尾上松也、次元大介は市川笑三郎、真柴久吉は坂東彌十郎、銭形警部は市川中車、峰不二子は市川笑也が演じている。その他出演者には尾上右近、中村鷹之資、市川寿猿、市川猿弥らが名を連ねている。脚本 / 演出は戸部和久。

公演の会場チケットは「チケットWeb松竹」と「チケットホン松竹」、各種プレイガイドで受付中。また、配信公演のチケットは、「歌舞伎オンデマンド（MIRAIL）」と「Huluストア」で購入および視聴が可能で、2024年1月8日（月・祝）までアーカイブ配信も行われる。